あなたは、あなたの好きなものを「好き」といえていますか?いえていない方、もしかしたら依存体質になってしまっているかもしれません。
依存体質のときって、とにかく自分の好きなものを好きといえない。そりゃ、そうです。だって、他人に思考を乗っ取られている状態なのですから。
実は、私も以前まではバリバリの依存体質でした。今回は、その頃の私をさらけ出したいと思います。
最後に依存体質チェックも載せているので、ぜひ確認してみてくださいね。
自分の「好き」は後まわし
世間にどう思われるか。職場や学校でどう思われるか。友達にどう思われるか。家族にどう思われるか。恋人や、パートナーにどう思われるか。
…それが、自分の「好き」よりも断然重要でした。重度の依存体質だった私は、「好き」といえないだけではなく、自らの意思だけで何かを好きになること自体できなくなっていたのです。
本当に好き?
「依存」を抜けた後、振り返って、1番愕然としたのがこれです。
私が今まで好きになった人は、その組織の中で1番モテる人ばかり。それも、女性だけでなく、男性にも人気がある。好きかと聞かれたら、好きだった。
でも、周囲の評価は関係なく、主体的に好きになったかと聞かれると、自信はありません。
当時の私は、1番人気を好きになることに何の疑問もなく、当然みんなもそう選んでいるのだと思っていました。人気ランキングみたいなものがなんとなくあって、1位から順に売れていくというイメージです。
ところが、いまの夫となる彼のことを人に話すときに違和感を覚えました。「なんでそんなヤツ好きなの?」といわれることが多かったからです。
世間受けしそうな彼の魅力を挙げるものの「それは彼の一部であって魅力のひとつだけど、そこじゃない」と思う自分もいて、勝手に葛藤していました。
依存体質だった当時の私は、「ダメ男 とは」とか「結婚詐欺」とか調べていました。好きな相手すら他人に選ばせていたなんて、びっくり。自分が好きなら、それでいいのに。