本当の趣味を話せない
「本当の」というところがミソです。読書、映画鑑賞、海外旅行など、いわゆる「世間向け」の趣味はありました。
もちろんそれらはいまでも好きだけど、本当はもっと好きなものがありました。それは、ゲームと漫画と音楽。
ゲームと漫画は、なんとなく「オタク」っていわれるんじゃないかと思い込み、黙っていました。
以前まではそれで良いと思っていましたが、自己肯定感が高まるほど、自分と同じ趣味の人と話してみたいという欲求が高まってきたんです。
でも、私のまわりの友人に、ゲームや漫画に興味がある人はいません。当たり前ですよね。必死に隠してきましたから。友人は、私のこうした一面を知らないんです。
逆に私の夫はいわゆる「オタク」といわれる趣味もサラッと見せていて、趣味仲間もたくさん。とても羨ましいですし、尊敬しています。
音楽についても、自分隠しがひどかった。誰が好きかというのは必死に隠し、カラオケではみんなが知っていて盛り上がる曲ばかり歌っていました。
自己否定がひどかったので、自分の好きなものも否定していったんですよね。
こんなふうに好きなものを好きといえなかった、もっというと、何が好きなのかわかりませんでした。
いまは、自己肯定感のおかげで、好きな人と暮らし、好きなものに囲まれて生きています。
自分のきもちに正直に生きる。それだけで、依存体質からは抜け出せます。私が特別なわけではありません。あなたにも、絶対にできます。
依存体質チェックリスト
・モテる人が好き
・本当の趣味を言えない
・一人で外食ができない、出かけられない
・自分の意見よりも、相手が望む答えを言ってしまう
・彼氏(彼女)から連絡がないと一気に不安になる
・「好きにしていい」と言われると、どうしたらいいか分からない
・携帯が手放せない
・耳が痛い人の意見は聞けない
・人が不機嫌なのは「自分のせいだ」と思う
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