こんにちは!ママの子育ても人生もコーチングで劇的変化を起こすママのためのコーチングスクール主宰の愛川よう子です。
今日の本題はこちら「不登校を悪化させる?親の関わり」です。
ここ数年、不登校や行き渋りの子の数が本当に多くなってきたように思います。それに伴い、ママコーチスクールに来てくださる方も不登校のお子さんがいるママが増えてきました。
不登校の問題は、本当に複雑だしセンシティブなので当事者の親にしかわからない気持ちや出来事が多いと思います。私もたくさんのご相談を伺ってきました。
そういった具体的な事例とアドラー心理学としての子どもへの関わり方を通して今日は、大切なポイントをお伝えしたいと思います。
不登校問題は子と親の「程よい距離感」が必要

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我が子が不登校になると、当然親は、その初期対応から中長期にわたってめまぐるしく変わる自分の心をなだめながらさまざまなアプローチを試みると思います。
その中で、不登校3カ月目以降くらいからママがこういう状態だと「不登校が悪化する」もしくは「改善しない」という傾向がある点をお伝えします。
それは「過保護になりすぎる」ということです。
子どものことを、気にかけすぎて子ども中心の生活になっていませんか?
我が子が家にずっといるので自分はどこにも行けない。
我が子が不規則な生活なので食事のお世話に振り回される。
我が子の言うこと、要望に「せめて家でこういう意欲があるなら応えなきゃダメよね!?」と振り回されてしまう。
気持ちはわかるのですが、我が子に寄り添いすぎてもはや一心同体のように離れることができず、ママが精神的に家に閉じ込められている状態です。
これは、共依存の関係を作ってしまう可能性があります。我が子も、心配してもらえることで不安を満たせるのでその状態を、ずっと継続しようとしてしまう。
これは無意識ですが、構ってもらえることで存在意義を確かめ、自己肯定をしようとしているんですね。
それに、ママさえ守ってくれていれば安心できるので自分の中にある問題を見て見ぬ振りができやすくなるんです。
一方ママも、我が子の役に立ってるはずと思うことで不安を埋めてしまう。
お互いに、今の状態を続けることで負のメリットを得てしまっているということです。