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じゃあどうしたらいいの?ということなのですが我が子の不登校が、中長期化してきたら「ママもママの人生を生きること」をしっかりやってほしいのです。
具体的には、ママは自分の予定もいれる。買い物や、運動はもちろんですがちょっとした息抜き、ママ友とのご飯、自分の学びの時間など自分のための時間をある程度作ってほしいのです。
そうすることで家の中で、子どもに自分でやらせることも増やしていく。「ご飯、チンして食べておいてね」とか「今日の~~やっておくんだよ」とか「洗濯物、畳んでおいてね」とか「次は何の本が読みたいか、探しておいて」とか…。
「うちの子はまだ、それができない」と思われる方は、その考え方がより一層、子どもの成長を阻みます。
仮に1年生だって、1人でできることがあります(ちなみに私は小学1年生で1時間の電車通学をしていたし、下校後は1人で留守番をしていました)。
たとえ、今はできなくても1人でチャレンジできる状況を作ってあげてください。
それをやるかやらないかは、子ども次第なのでやらなかったらやらないでいいんです。それも放っておけばいい。
でもママは、淡々と自分のためのこともしてください。もちろん、子どものお世話もしますし寄り添ってあげる時間も大切です。話もたくさん聞いてあげてください。
でも、それとこれとは別。
家の中で子どもが1人で何かを活動するための状況を作ってみてくださいね。
ママコーチスクールの受講生さんたちもいったん我が子の不登校問題から少し距離をおき、まず自分の心のメンテナンスを始めます。
自分の心に何が必要かを学ぶ。自分の心を癒す。自分の心の声を、聞けるようになる。
そういう時間を取るようになると、子どもの問題と自分の心の課題を切り離せるようになり(アドラーの課題の分離)、あきらかに子どもへの関わり方が変わっていきます。
そうすると、子どもはママの背中を見て何かを学び、自分で自分のことをやる時間が増えていきます。これが、不登校問題の解決のための一歩です。
ママが子どもに関わりすぎて一緒にいすぎると、子どもはその問題から目を逸らしたくなります。
だから、もしも不登校で悩んでいたら過保護になりすぎずママ自身のための時間を作ってみてくださいね!
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