継続的に、家計収支が赤字ならば、お金がない家計として、家計の改善が必要です。
しかし、お金のある家計でも、お金の使い方を間違えると、「お金がない」家計になることもあります。
そこで今回は、どんな家計だと「お金がない」家計となるのか考えてみます。
お伝えする内容は次のとおりです。
- 無計画にお金を使っている家計
- 見栄を張る家計
- お金がないから使えないのではない
- 「お金がない」を解消する
1. 無計画にお金を使っている家計

image by:Unsplash
家計は、収入と支出、それに貯蓄から成り立っています。
例えば、サラリーマンの方が、毎月の給与やボーナスを、無計画に、給与収入を衣食住のほか、趣味や旅行費用に使っていけば、お金は、すぐになくなります。
実際に、急な出費が必要なときに、支出するお金がなく、借入れをしてその急場をしのぐとします。
するとその返済のための支出が増えて、負のスパイラルに陥ることもあります。
本当はお金があったのに、お金の使い方に計画性がないがために、典型的な「お金のない」家計となる例です。
2. 見栄を張る家計

image by:Unsplash
お金のある家計でも、見栄を張る支出をすれば、「お金がない」家計になりかねません。
生活するいろんな場面で、見栄を張ることがあります。
見栄を張る対象は、職場の同僚や住まいの近隣、親族や世間一般に及ぶかもしれません。
確かに、見栄を張る自分は、対象となる人々に対して、優越感に浸れるかもしれません。
しかし、対象になった人々は、無害で、何の感情も感じないでしょう。
対象になった人々にあえて感想を聞けば、「何を見栄を張っているの」といった、軽蔑や哀れみの感想となるでしょう。
しかし見栄を張る方は、有害です。
なぜなら、必要以上の出費となり、その無駄使いのために、お金がある家計から、「お金がない」家計になりかねません。
3. お金がないから使えないのではない

image by:Shutterstock.com
このように、「お金がない」家計は、お金の使い方に問題があるのです。
よって、お金の使い方を改善すれば、「お金のない」家計から、お金のある家計に戻ることも可能です。
言い換えれば、お金が残るように、毎月の収入から、貯蓄額と支出予算と決めてからお金を使えば、「お金のない」家計にはならないでしょう。
また例えば、住宅購入のための多額な支出でも、頭金を今後数年間で、毎月○万円ずつ貯めると決めて、貯まったお金は、頭金の支払いに当て住宅購入に使うことです。
4.「お金がない」を解消する

image by:Unsplash
お金がないから、使えないのではなく、計画的にお金を使っていないからお金がなくなるのです。
お金が貯まらない要因にもなるです。
収入に応じて計画的に支出をすれば、また無駄な見栄を張らなければ、本当は、お金のある家計なのに、「お金のない」家計に陥るのを、解消する一助となるでしょう。
今週のポイント
収入-(貯蓄+返済額)=支出
言い尽くされていますが、お金の使い方の基本であり、「お金がない」と言えなくなる、お金の使い方です!
- image by:Unsplash
- ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。


0 件
