こんにちは。子育て・ママのライフスタイル応援コーチング愛川よう子です。
先日、こんなことがありました。夕方、犬の散歩に行くついでに夕飯の食材を買い物したかったわたし。でも、犬を店前に繋げて待たせることができないので、誰か一緒にいないと散歩ついでの買い物はできないんです。
そこで、この日は部活がなくて帰宅時間が早いはずの中3長男の帰りがけに待ち合わせたい、と思い何度か携帯をならしても不在でつかまりません。渋々諦めてひとまず散歩に出たところで、長男からコールバックが。なんと、わたしが出たのとすれ違いで家に帰ってしまっていたのです。
「ああ、絶対無理だろうな」と思いつつ、電話ごしに事情を話して「一緒に散歩についてきてくれない?」とお願いしてみました。すると、一瞬「え~…」と渋りつつ、2秒くらい間があった後「はいはい、わかったよ。いま下にいくよ」と、制服のまますぐにおりてきてくれて、一緒に買い物と散歩に付き合ってくれたのです。なんて優しいの!
そして買い物の帰り道、犬も連れながら買い物袋まで「ほら、貸して」と持ってくれました。うちの子はもう反抗期とか終わっちゃったのかしら?
思春期真っ只中の中3男子とまさかここまでいい関係を築けるとは想像もしていなかった。だって昔のわたしの子育ては、それはそれはダメダメだったから。きょうは、改めて恥をしのんで、わたしのかつてのダメ育児をお話したいと思います。
子どもをダメにした3つの失敗
思い返せば 我が子が生まれてすぐにダメママだったわけじゃないんです。うちの子は、「ハイニーズベイビー」と言われる類の子だったようで、赤ちゃんのころ、それはそれは大変でした。
寝かしつけにはスクワット100回やっても、ベッドに置いた瞬間やり直し。お昼寝も抱っこ以外受け付けず、スリングのなかで何時間もお昼寝させました。
その間わたしは何もできなかったし、体はバキバキに壊れました。だっこしないと泣き止まず、泣き止ませないとミルクを吐き戻すので、結局常に我が子は体の一部でした。
後追いも激しく、ひとり遊びもしてくれない。わたしはシャワーすらまともに入れず、長男を洗面室でバウンサーに座らせ、冬なのにお風呂の扉を開けっ放しにし、泣いている顔を見ながらシャワーを済ませていました。
離乳食も睡眠時間を削って夜な夜な準備して、栄養バランスを考えていました。食べない時はパペットで声色を変えて、食べさせようと必死だった。そんなふうに私は、「いいママであろう。この子を大切に育てよう」と、1年365日必死で子育てと向き合いました。
でもいつからだろう。子どもが物心がついてきて出された食事を露骨にイヤイヤしたり、癇癪を起こしていつでもどこでもひっくり返って大声で泣くようになったころ。わたしはイライラして、怒るようになっていました。あのころから私は、ダメママ・鬼ママに変身していったのです。これからその内容を書いていきますが…みなさん、ビックリしないでくださいね。