人と関わり合うとき、大切になるのが「人を見る目」。というのも、”誰と関わるか”で人生が大きく変わるからです。
だからこそ知っておきたいのが、”人を見る目を格段にあげる方法”。今回は、その方法をご紹介しましょう。
言葉よりも大切なものがある
たとえば、同じ時間、同じように学んでも、教わる人によって、結果が圧倒的に違ってくることがありますよね。勉強であっても、生き方であっても、何でもそうです。
「誰かがいっていることを、聞いているか?」「誰かがやっていることを、見ているのか?」このふたつの違いが大きな差をつくります。
自分が「すごいな!」と思う人の、発言よりも、その人自身の行動を見た方がいい。というのも、真実は、行動に表れるからです。
しかし、多くの人が発言しか受け取れません。だから無駄に口調だけ真似したり、その人が使うキーワードだけ真似をして、自分もすごくなったつもりになってしまう。コピー品はコピー品でしかないし、しかも劣化コピーだし…。
そんな方々を見て、「本当の自分をわざわざ捨てて、なんで誰かのニセモノになるの?」と疑問に思ってしまうのです。
ホンモノとニセモノの差
すごい人の共通点は、”自分自身”で生きているところ。実は、”コピー”になってしまう方も、行動は”自分自身”なんです。しかし、受け取り、真似をするのは言葉だけ。だから、すごい人の”コピー”になってしまう。
“自分”という魅力を捨てて、すごい人になろうとする。そして、わざわざコピー品になってしまうのです。
そうならないためには、すごい人の行動に重きを置き、自分自身の行動も大切にすること。それさえ意識できれば、人の発言ではなく、行動に目が向くようになります。
あなたは「だまされている」わけではない
人を見る目がない人は、よく「だまされた」といいます。しかし、大抵は、良い感じの言葉や甘い言葉についていっているだけなのです。
“下心”という心で、発言にしか目を向けないから、心がどんどん下に向かっていってしまう。つまり、目の付けどころが、いけないのです。
どんなに素晴らしい言葉をいっても、行動がすべて。自分が「これは良い!」と思うこと。思ったらすぐに実践してください。
席を譲ったり、道を案内したり、人を助けたり…ちいさなことでいいからやるように。それこそが、だんだんあなたをつくりあげていくのだから。
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