薄毛と聞くと、どちらかというと「男性の悩み」というイメージが一般的かもしれません。
しかし実際は、髪の悩みは男女ともにあるもの。今回はふたつのアンケートをもとに、薄毛に関する考え方や女性の髪の悩みについてご紹介します。
「35歳までにハゲたら若ハゲ」という認識が9割
まず、薄毛に悩む人のための「育毛情報サイト・おnew」の運営を行う仕組み化合同会社が20代以上の男性に実施した「薄毛と育毛に関する」アンケートの結果から。
「何歳までにハゲると若ハゲと思いますか?」という質問には、30.9%の方が「25歳まで」、70.5%の方が「30歳まで」、86.5%の方が「35歳まで」と回答しました。
いわゆる「若ハゲ」のイメージは「35歳まで」と回答した人が、全体の8割以上という結果。30代前半というと、仕事を頑張っていたり、結婚したり子どもが産まれたりと、充実した日々をおくっている人も多いでしょう。
しかし、そのころから髪が薄くなってしまう人もいます。男性の場合、男性ホルモンの関係や不健康な生活習慣、紫外線の影響などが原因といわれているようです。
こちらのアンケートは男性を対象としたものですが、女性も出産をするとホルモンバランスが変化し、一時的に髪が抜けることがあります。ただしこの場合の薄毛はずっとつづくものではないため、あまり深刻に悩まなくても良さそうです。
「ハゲてもしょうがない」のは50代以降?
「何歳までハゲたくないか?何歳ならハゲても仕方がないと思えるか?」という質問に対し、約9割以上が「20~30代まではハゲたくない」と回答。
一方で、「この年代からならばハゲても仕方ない」という回答が過半数を超えるのは50歳以降。人生の折り返し地点を過ぎたころからでした。
60歳以降になると約9割が「ハゲても仕方ない」と回答しているとおり、定年退職をするなどいわゆる現役を退いてからであれば、髪が薄くなってもいいと考える人が大多数となることがわかります。