ブチっ!って切れそうになるとき。思わず相手を傷つけるような言葉を発したくなるとき。強く激しい怒りが湧き上がること、たまーにありますよね。
殴りたくても殴れないし、ぐっと、ぐっっっっ!っと我慢、我慢。でも、はらわたが煮えくり返ってしまってる…。
そういうときの対処法。いろいろあるんですが、きょうはそのなかからひとつ、ご紹介。2013年に亡くなられた、偉大なセラピスト、吉福伸逸さんから教わったものです。
傷つかないものを殴る、蹴る
それは、「なるべく早くひとりになって、クッションやベッドとか、自分も対象も傷つかないものを殴ったり蹴ったりする」というものです。
実践してる人、結構いるんちゃいますかね。自分もたまーにやります。
吉福さん曰く、『人は激しい怒りの感情を抱くと、反射的に「殴ろう」「蹴ろう」とピクっと筋肉が動く』らしいんですよ。で、ぐっと我慢したってことは、その動きと逆の動き、ブレーキをぐっと踏んでる状態になる。アクセルとブレーキを同時に目一杯踏んでる状態になるので、早々にブレーキを外して、アクセルだけで走らせてやる必要がある。
そのまま目一杯、両方踏んでる状態を続けると、そういう形でカラダや筋肉が固定されていき、あまり感情を感じられないカラダになっていくそうです。
感情を感じられなくなるって、「怒らなくなってええやん」とも思えますが、嬉しい、楽しい、大好き、歓び、幸福感、というプラスの感情。こっちも同時に感じられなくなってしまうのです。これは困る…。
あなたが抱く激しい怒りには、きっとあなたなりの正当な理由がある。そして、一度激怒しちゃったら、ないことにしたくてもなかなかできない。だから、激怒した自分をまるまる許して、適切な方法で怒りを外に流してやりましょう。
ここまで読んでくださったあなたに祝福の光が降り注ぎ、あなたから輝きがみちあふれることを心から祈っています。
きょうも輝く1日を。
無料メルマガ『毎朝1分・プロコーチが教える「輝くヒント365」』では、毎朝8時に日常をキラキラと輝かせるヒントをお届けしています。ぜひご登録くださいね。
- image by:Unsplash
- ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。