28日までに氏神様にお礼参りを
2021年の初詣について、「密を避けるために控えてください」という案内をしている神社もあります。なので、年内にお礼参りだけ済ませておくのもいいのかもしれません。年が明けてから神社へ初詣に行くという人も多いと思いますが、年末もこの1年間を見守ってくださったお礼を込めて、神様へごあいさつに行きましょう。
お礼参りをするなら、28日までに行くのをおすすめします。締め飾りや門松を設置するのが28日までがいいとされているからです。29日は「九松」といって、「苦待つ」やら「二十苦」といわれることから、忌み嫌われている数字なのです。
参拝するのは、氏神様が祭られている氏神神社へ行きましょう。
氏神神社とは、簡単にいってしまえば、自分が住んでいる家から一番近い神社のこと。実はみなさんのことを一番見守ってくれているのは、有名なパワースポットといわれる神社ではなく、氏神神社なのです。
氏神神社はネットでもわかりますし、自宅のある都道府県の神社庁に電話をすれば教えてくれます。本当なら年末とはいわず、月に1回は参拝してほしいところですが。
2021年の初詣はいつ行けばいい?
例年だと、みなさんも年が明けたら初詣に行くと思いますが、2021年の新年は新型コロナウィルスも心配なので、正月の3が日に行かなくても大丈夫です。節分の前日の2月2日まででも、十分間に合います。各神社も分散参拝をお願いしているように、3が日に参拝に来なかったからといって神様は怒りません。
お正月に神様のそばに行ったから、ご利益があるというわけではないのです。神前で手を合わせたら気持ちがいいというのは、人間のエゴであって、お正月にたくさんの人に来られても、神様にとってはいい迷惑、話なんて聞いていません(笑)。参拝する人が少なくなってから行ったほうが、神様とゆっくり対話することができます。
神様は食いしん坊だし、お酒が大好きです(笑)。だから、神様を感じつつ感謝しながら、家でおせちを食べてお酒を飲んで笑っているのが一番。そのほうが神様も喜んでくださって、「今年はいいことをしてあげよう」って思ってくださいます。
お正月は外出をせず、家でゆっくり過ごしましょう。特に1月1日はお金を使わないように。お金を使うと、その年1年間は、何かとお金が出ていきやすくなります。
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