夫のリモートワークは若いほど「嬉しい」?
夫がリモートワークになったことを嬉しいと回答した妻が20代で44.19%いた一方で、40代はわずか12.2%という結果になりました。その差はなんと4倍にも!
結婚して日が浅いカップルの多い20代の妻のほうが、夫と一緒にいられる時間が増えて嬉しいと感じることが多いようです。ラブラブですね!
共働きが多く、手のかかる月齢の子どもの育児に奮闘している20代の妻にとっては、家事や育児を分担しやすいリモートワークをポジティブに捉えている人が多いのではないかと考えられます。
結婚年数を重ねるほど、夫が家にいるのは「鬱陶しい」?
逆に、リモートワークをしている夫を鬱陶しいと感じていると回答した妻は40代で42.44%、20代で25.58%という結果になっています。
40代の妻の場合、これまでの暮らしのなかで、仕事や家事の配分や流れなど自分の生活ペースを確立されていたかたも多いと考えられます。それが夫の在宅勤務によって乱されたと思うこともあるのかもしれません。また夫が家事を担っていない家庭の場合、食事の準備や掃除などの手間だけが増えたと感じている妻もいるのかもしれませんね。
パートナーの快を探り、増えた家事の分担を
「リモートワークをしている夫に対する妻の本音」をみてきました。
夫がリモートワークになったことで、家で一緒にいる時間が増え、それが嬉しいと感じる妻もいる反面、鬱陶しい、ストレスだと感じるかたも一定数いることがわかりました。その違いはもしかすると、夫の家事・育児参加の度合いにあるのかもしれません。
今回の調査では、会話やコミュニケーション、喧嘩の頻度、スキンシップなどは、夫がリモートワークになっても「変化がない」と回答した既婚女性が多いという結果にはなりましたが、せっかく一緒にいる時間が増えたのだから、会話やコミュニケーション、スキンシップを増やし、喧嘩の頻度を減らしていけたらいいですよね。
そのためにも、夫婦がお互いに新しい生活様式下での「快」を探りながら、増えた家事を分担していく必要があるのかもしれません。