親が元気なうちは、あまり考えたくない話題かもしれません。でも、ふと頭をよぎることはありませんか?
「実家って、将来どうなるんだろう」「もし相続することになったら、自分はどうすればいいんだろう」と。
親が築いてきた家への愛着は理解しながらも、現実的に考えると踏み出せない。そんなモヤモヤを抱えている方は、実はとても多いのです。
今回ご紹介する調査では、実家の相続に抵抗を感じている423人のリアルな声が集まりました。
あなたが感じているその「継ぎたくない」という気持ち、決して薄情なことではありません。
約9割が感じている、実家相続への抵抗感

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「実家を相続したくない」と感じる方は、あなたの周りにも多いのではないでしょうか。
今回の調査対象者全員が、程度の差こそあれ実家の相続に何らかの抵抗感を持っています。
古い家、遠い立地、維持費の不安。そうした現実的な問題を前に、相続を前向きに捉えられないのは、ごく自然な感覚といえるでしょう。
では、具体的にどんな理由で「継ぎたくない」と感じているのか。調査から浮かび上がった5つの理由を、ランキングで見ていきましょう。
5位 近所付き合いが大変(3.8%)
5位には、「近所付き合いが大変」という意見がランクインしました。
ほかの項目と比べると割合は少ないものの、「実家のある地域の人間関係に今さら馴染めない」「親戚付き合いが面倒」という声も。
特に地縁や親戚関係が濃い地域では、実家に戻ることで生まれる人間関係の重さを、精神的な負担として感じる方もいます。
数字には表れにくいけれど、確かに存在する悩み。「家」だけの問題でなく、その土地に根ざしたコミュニティへの戸惑いも、相続をためらわせる一因となっています。
「お隣さんが苦手」(20代 女性)
「宗家で親戚付き合いがとても面倒。何をするにも親戚の目があり、安定していることを求められるから」(30代 男性)
「実家のある地域の人間関係に今更入りたくない」(40代 女性)
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4位 経済的な負担が大きい(22.7%)
4位にランクインしたのは、「経済的な負担が大きい」というお金の問題。
相続税はもちろん、固定資産税や都市計画税、修繕費、光熱費…相続した瞬間から、継続的なコストが発生します。
マンションの場合は管理費や修繕積立金も加わり、将来的に解体や売却を検討する際にはさらなる費用が必要です。
「リフォーム代や相続税を合わせると、とても現実的ではない」「生活設計に支障が出る」という声からは、家計への影響を真剣に心配している様子が目に浮かびます。
相続は感情だけの問題ではなく、数字と向き合う必要がある現実的な課題なので、簡単に受け入れる余裕がないのも頷けます。
「実家が古く、相続をしてもリフォーム代・固定資産税などの維持費がかかる。さらに相続税もかかるので、相続することが負担になると考えているから」(20代 女性)
「固定資産税や将来的な解体費用など経済的リスクも大きく、生活設計に支障をきたす可能性があるため、相続は望んでいません」(30代 男性)
「田舎の家で古くて大きめなので、直しながら住むにはお金がかかりすぎて不経済」(50代 女性)
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3位 不動産としての価値が低い(26.0%)
3位には、「不動産としての価値が低い」という意見がランクイン。
「相続しても、売ることも貸すこともできない」という不安を感じている方も多くいました。
地方の過疎化が進む地域にある実家では、売却を試みても買い手がつかないケースも少なくありません。
「負の財産になることが目に見えている」「売りたくても売れない」という言葉には、先行きの見えない不安が滲みます。
価値のある資産として活用できないのに、税金や維持費だけがかかり続ける。そんな状況に陥ることを、多くの方がリアルに恐れています。
「オンボロ家なので価値がない。地方の劣悪な環境にあるので、所持理由がない」(30代 男性)
「実家はとても人気エリアとは言えない場所にある。相続しても処分ができないため、負の財産になることが目に見えているから」(40代 男性)
「過疎化が始まっている地域にあり、売るにしても大した金額で売れない」(50代 女性)
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2位 管理が大変(34.5%)
1位に次いで多かったのが、「管理が大変」という維持・管理に対する不安です。
築年数の長い家は傷みやすく、修繕が必要になる頻度も高くなります。加えて、実家が現在の居住地から遠い場合、定期的な掃除や換気のために通うだけでも大きな負担です。
「相続するころには築50年ほどになる」「遠方で管理に行けない」という声に共通するのは、時間と体力の問題。
特に仕事や育児で忙しい世代にとって、離れた場所にある古い家の管理を続けることは、想像以上に重荷となることでしょう。
管理を業者に委託する方法もありますが、それはそれで手間とコストがかかるという悩みも生まれます。
「相続する頃には築年数が50年くらいになるので、管理が大変そう。まだ相続することがどのくらい大変なのかも理解していませんが」(30代 男性)
「遠方であり、さらに築年数が経っているので管理が大変だからです」(40代 女性)
「実家から離れた地域に住んでいるので、実家の処分や修繕に訪れるのは大変すぎる」(50代 女性)
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1位 活用する予定がない(38.8%)
そして最も多かった理由が、「活用する予定がない」というものでした。すでに自分の生活拠点を別の場所に持ち、持ち家がある場合はなおさらです。
「実家は関西にあるが、自分は関東在住で持ち家もある」「家族の人数に対して家が狭すぎて住めない」など、地理的・物理的な理由で実家への移住が現実的でないケースが多く見られました。
住むことができない、かといって賃貸に出すのも難しい。そうなると、価値を生み出さない不動産だけが手元に残ることになります。
「持っていても意味がない」と感じるのは、ごく現実的な判断といえるでしょう。
「自分で家を建てたいし新しい場所に拠点を持ちたいから、相続はできない」(20代 男性)
「家が狭く、家族4人では住むことが難しい」(30代 女性)
「実家は関西。自分は今関東に住んでいて持ち家なので、相続しても住めない」(40代 男性)
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