こんにちは。かみさまのことたまメッセンジャーすみれと、こころのことたまメッセンジャーゆきです。
みなさんは過去の後悔にとらわれてしまうことはありますか?きょうはメルマガ読者Yさんからの「過去の後悔にどう向き合えばいいですか?」というご質問にお答えします。
Yさんからのご質問
「後悔しないように生きよう」と思い、いまは後悔しないよう自分の気持ちになるべく従って過ごしていますが、ふとした瞬間に過去の後悔を思い出してしまいます。その後悔にどう向き合うのがいいですか?
過去の自分といまの自分を対話させて
「後悔」に向き合うときに大切なのは、「どういう気持ちで後悔に向き合うか」です。過去を変えるために向き合うのか、それとも未来の生き方を変えるために向き合うのか。
どれだけ後悔しても、過去へは戻れません。過去へ戻り、やり直すこともできません。だからこそ、向き合い方がとても大切なんです。
「後悔」に向き合ったとき、まずその過去の自分に聴いてください。そのときの思いを。否定するのではなく、そのときはただ聴いてください。そしてその後、過去の自分に伝えてください。いまの自分の思いを。後悔していることや、どう感じているか、いまはどう考えるかを。
そしてもう一度、過去の自分に聴いてみてください。「あなたはこれからどう生きたい?」と。聴いた後は、いまの自分が「これからどう生きたいか」を伝えてください。
過去の自分と、いまの自分の会話。これをして、後悔した過去がなくなるわけでも、後悔の気持ちが消えるわけでもありません。でも大切のなのは、「お互いの思い」を知ることなんです。
過去の自分は、いまの自分の思いを知り、いまの自分は、過去の自分の思いを知る。そうして、自分の思いを知るんです。
この会話をしている間、実はすごく自分の内側と向き合い、過去や、後悔や、思いや、いまの自分とも向き合っているんです。
過去を変えることも、後悔を消すこともできないけれど、過去や後悔に向き合ったとき、それをきっかけにいまや未来の生き方に向き合うことができるのです。
後悔という経験があるからこそ、これからどう生きるか、これから自分がどう生きたいか、それをもっともっと大切にできるのです。
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