自分のフィルターに気づくためのプチワーク
私たちは、「これが起きるということは、こういう気持ちでやっているに違いない」と、自分なりの判断で相手を決めつけることが多々あります。
これ、ほぼ無意識でやっているのですよね。自分にもこの決めつけのフィルターがあることを、みなさま、ご自身で気づいていらっしゃいますか?
では今回は、この決めつけのフィルターに気づくためのプチワークをお伝えしますね!
1.事実検証
まずは、モヤっとしたり、イラッとしたり、違和感感じたりしたときに、そのモヤっとした原因の出来事をノートに書き出します。例えば、「会社の先輩に、これはここに置くのがベストなのに、なぜ違うところに置くわけ?といわれた」など。
2.感情を知る
その書き出した出来事が起きた時の感情を書き出してみます。例えば、「悔しい、頭にくる」など。
3.感情発生の理由
なぜ、その感情になるのか?理由を書き出してみます。
4.因果のループ
過去に似たようなことで、同じ感情が沸き起こった出来事がないか?を思い出して書き出してみます。
人間関係をスムーズにするためのHOW TO
人間関係の嫌な出来事から、感情、理由にまず気づいて、自分の作り出している因果のループを見つけ出します。そうすることで、自分が何にいつも反応しているのか?がわかってきます。
その無自覚に無意識に反応していることを、自覚化(顕在化)することで、反応が変わっていきます。(自分の当たり前というフィルターの厚さが厚ければ厚いほど、反応する回数が多いので、自分自身が辛くなって行きますが、薄くなって行くと、反応する回数は減っていきます)
これは、良い悪いでみて行くものではなくて、自分が何に自動反応をしてしまっているのか?を知るために行っていくものです。
これをやり続けることで、フイルターの厚さをだんだんと薄くしていくことができます。そして、自分の無意識の反応に気づき続けていくことで、ガツッとフィルターが外れるときがきます。
人間関係をスムーズにするためには、できるだけ自分のこの無意識のフィルターに気づいて、薄くしておくことが必要です。そうすることによって、人とのやりとりはどんどん楽になっていきますよ。
プチワークをぜひ、やってみてくださいね。いつもあなたのことを応援しています!
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