引っ越しでの「整理のポイント」
引っ越しをするうえで、使わないモノを手放すという「モノの整理」は欠かせません。
新居に引っ越せばまた新たにモノを購入するでしょう。よって本当に必要なモノだけを持っていくことが大切です。
ここでは引っ越しの際の整理のポイントをご紹介します。
使っていないモノ・使わないモノ・壊れているモノ
現在まったく使っていないモノ、今後も使う予定のないモノは引っ越し前に手放してしまいましょう。
また、壊れているモノは使うことができませんから、新居に持参しても使われることはないでしょう。
破れや汚れ・サイズが合わないモノ
これらはなんらかの理由があって使っていないモノです。破れている服や汚れているモノ、サイズが合わないモノは、新居に持参する前に、「直してまで新居で使うのか?」と自分に問いかけてみましょう。
そもそも、使っていないのには理由があります。新居に持参してもその理由から使われることはないでしょう。
ほかには、履くと足が痛くなったり、着るとチクチクするなどで着ていない衣類もこちらにあてはまります。
新居のインテリアにマッチしないモノ
我が家ではどんなイメージの部屋・空間にしたいか?を考え、そのイメージに合ったモノは残し、合わないモノは処分する形を取りました。
壁面収納は残したかったので、その基準でインテリアを決めていきました。暮らしのイメージを持つことで新居に余計なモノを持ち込むこともなくなります。
特に、インテリアや家電等は部屋のイメージが大きく変わるモノなので、「買い替え/処分」をリスト化し、新居のイメージ・設置サイズにあったモノだけを持っていくことをおすすめします。
収納スペースに入らないモノは慎重に
新居に収納スペースが備え付けられている場合もあります。
引っ越し後にその収納スペースに入らなければ結果使えないモノになってしまうので、新居の既存の収納スペースのサイズが分かればしっかりと確認をしておきましょう。
「いつか使うかも・もったいない・まだ使える」で持っていかない
「もしかしたら使うかもしれない」と思って新居に持っていくモノは、結局使われず引っ越しの段ボールのなかにずっと眠っているケースが多いです。「いつか使うかも?」の、その「いつか」はやってきません。
全く使っていないにも関わらず処分と言われるともったいないと後ろ髪をひかれたり、「まだ使えるかも?」と思い、なかなか手放せないケースもあります。
“モノを使わないことが一番もったいないこと”。新居でも全く使われず、どんどんモノを増やすことになります。引っ越しは、そんな気持ちとリセットできるチャンスでもあるのです。
とはいっても、整理をしながら、使っていないモノだけどどうしても持っていきたいモノもあるかもしれません。何でもかんでも新居に持っていくのではなく、厳選して持っていきましょう。
そして、ただ箱のなかに保管しておくのではなく、「飾ったりリメイクしたりできないか?」と考えることでモノが活かされるようになりますよ。
次回は「入居編」!
退去編は、引っ越しプラン決め、モノの整理のコツをご紹介しました。次回は、入居編をお届けします。
入居後の荷解きがスムーズになる、私直伝の荷造り法もご紹介します!お楽しみに。
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