暮らしのイメージに近づける収納
ここでは、先ほどお話しした暮らしのイメージ例をもとに、そのイメージに近づける収納をご紹介しましょう。
スムーズに料理ができるようにしたい
「動線」や「使用頻度」はマストで収納計画を立てましょう。料理時間を時短したいなら、よく使うモノが表に出して収納しておいても便利です。
探し物をなくしたい
探し物をしてしまうのは、モノの置き場所が決まっていないから。モノの住所をしっかりと決めていきます。
家族が使ったモノを元に戻してほしい場合は、ラベルを貼って家族みんなが分かる仕組みを作りましょう。
リバウンドを防ぎたい
整理で極端にモノを減らし過ぎると逆にリバウンドをおこしてしまいます。
とくにリバウンドしがちなモノは、これくらいあれば十分という、自分のなかで持つ量を決めていくとよいでしょう。
防災面でも安全な収納にしたい
我が家では、地震があったときに落ちたら割れてしまうモノを置かないようにし、極力キッチン内に収納するようにしています。
収納用品は必要なのか?
収納は「使いやすく、取り出しやすくなるようモノを収める」こと。そして、収納用品はモノが使いやすく取り出しやすくするために必要なアイテムとして使うとよいでしょう。
たとえば大皿の収納をしたい場合、収納用品を入れないとそのまま重ねて入れることになるでしょう。
そうなると下にあるお皿は取りづらく、上にあるお皿ばかりが使われていきますが、収納用品を使い“立てて収納”することで取り出しやすく万遍なくお皿を使うことができるようになります。
モノが増えてきたから収納用品を使うのではなく、「使いやすくするために収納用品を使う」。このルールを覚えておきましょう。
キッチンタイプや理想の暮らしで変わる収納方法
衣・食・住の「食」に大きく関係しているキッチン。今回は使いやすくなるキッチン収納をご紹介しました。
自分のキッチンタイプや理想の暮らしで収納の仕方も変わってくるので、ぜひ参考にして収納計画を立ててみてくださいね。
別の機会で、キッチンに収納に便利な収納グッズもご紹介できたらと思います。
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