こんにちは。関山ヒロシです。
現状に対する不満の多くは、人間関係からやってくるもの。人間関係の問題のすべてをすぐに解決することはできなくても、相手に選ばれる範囲で改善していくことはできます。
その原点には「己の欲せざるところは人に施すなかれ」があります。
相手にもエゴがある以上は、お互いの相性もあります。そんな中で、あなたが自分にとって望ましい関係性で選ばれる存在であるためにも注目したいポイントです。
とくに自分がされたくないことを、どこかで相手にしていないだろうか?という点ですね。
このあたりは丁寧に冷静に俯瞰して見つめ直す必要があります。
この人のこんなところは嫌だ、と感じられるものがあれば、まずは自分自身の心の内側に立ち返りたいところです。
人間関係の原点は「己の欲せざるところは人に施すなかれ」
あなたにとって望ましい人間関係を紡いでいく際には、どんなイメージを浮かべられるでしょうか?
そこで周囲に対しての期待感もあって、付き合い方を決めているものですよね。
あなたの周囲にいる人を見ても、以下の4つのパターンのどこかに当てはまってくるかと思います。
- 自分に対して、厳しいけれども、相手にも厳しい
- 自分に対して、厳しいけれども、相手には優しい
- 自分に対して、優しいし、相手にも優しい
- 自分に対して、優しいけれども、相手には厳しい
あなたにとって身近にいてほしい人は、どこに当てはまるでしょうか?
あなたがどんな人生を歩んでいくのか、によって、受け止め方も変わるところがあるはずです。
ただ、その中で最も敬遠されやすいのが、「自分に優しく、相手に厳しい人」ではないでしょうか?
そんな人の特徴には、相手側に自分の望んでいるように変わってほしい、という気持ちがあったりします。
あくまでも、自分から変えることができるのは、自分自身の心だけ。
そう思えるだけでも、お互いの距離感を意識することに繋がります。
人間関係に不満を感じられるときにこそ「己の欲せざるところは人に施すなかれ」に立ち返りたいものです。
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