デートといえば、高級レストランへ連れて行ってあげたり、お金をかけたプランを考えたり、相手を喜ばせようと思うとついお金をかけようとする人が少なくないのではないでしょうか?
とはいえ、このご時世。お金をかける余裕なんてない…とデートを諦める人もいるでしょう。
そこで今回は、累計会員数3,500万を誇る出会い・恋愛マッチングアプリ「ハッピーメール」が成人男女200人およびお金のかからないデート経験者200人を対象に行った「お金のかからないデート」に関するアンケート調査をご紹介します。
「デート=お金をかけるもの」という思い込みが覆されるかもしれません。それでは早速見ていきましょう。
お金のかからないデートはもう当たり前?
まず驚くべきは、お金のかからないデートの経験率です。成人男女200人に「お金のかからないデートをしたことがあるか」と尋ねたところ、男女ともに88.00%が「ある」と回答しました。
実に約9割。しかも男女でまったく同じ割合という点も注目に値します。つまり、お金のかからないデートは一部の人が仕方なく選ぶ妥協の選択肢ではなく、ごく普通のデートのかたちとして広く浸透しているということです。
お金をかけることだけがデートの価値ではない。多くの人がすでにそのことを、自分の経験として知っているのです。
デートで金額よりも重視しているものとは
では、お金をかけないデートで本当に満足できるのでしょうか?この疑問に対する答えは、非常に明快でした。
男女200人中、「満足できない」と答えたのはわずか2人(男女各1人)。残りの198人、つまり99%の人が「満足できる」と肯定的に回答しているのです。
回答の内訳を詳しく見ると、「内容によっては満足できる」が最多で、男性65人、女性55人。「十分満足できる」は男性34人、女性44人でした。
ここで興味深いのは、女性の方が「十分満足できる」と答えた割合が高いという点です。女性は男性以上に、お金の額面よりも「体験の質」や「一緒に過ごす時間そのもの」に価値を感じている傾向がうかがえます。
「お金をかけないと相手に申し訳ない」と悩んでいた方にとって、この結果は大きな安心材料になるのではないでしょうか。大切なのは財布の中身ではなく、その時間をどう過ごすかなのです。
お金をかけずにできる人気デートスタイルは?
お金のかからないデート経験者に具体的な過ごし方を尋ねたところ、さまざまなスタイルが挙がりました。
それぞれの特徴と、男女の傾向の違いを見ていきましょう。
1位 お家デート(男性57人/女性63人)
最も人気だったのは「お家デート」でした。特に女性からの支持が高く、63人が経験ありと回答しています。
お家デートの魅力は、なんといっても「ありのままでいられる」こと。
移動時間も待ち時間もなく、好きな映画を観たり、一緒に料理をしたり、ただソファでゴロゴロしながら話すだけでもいい。
飾らない自分を見せ合えるからこそ、二人の距離がぐっと縮まるのでしょう。
リラックスした空間で過ごす時間は、おしゃれなレストランでは得られない「素の親密さ」を育ててくれます。
2位 自然鑑賞デート(男性61人/女性53人)
2位にランクインしたのは「自然鑑賞デート」。こちらは男性からの支持がやや高い結果となりました。
公園を散歩したり、川沿いを歩いたり、季節の花を眺めたり、自然の中にいると会話が途切れても気まずくならないのが大きな魅力です。
むしろ、沈黙が心地よく感じられる。それは二人の関係が自然体である証拠でもあります。
お金をかけなくても、四季の移ろいが最高の演出をしてくれる。日本に暮らしていることの恩恵を、デートで実感できる過ごし方です。
3位 ピクニック(男性48人/女性61人)
3位には「ピクニック」がランクインしました。女性の支持が非常に高く、61人が経験しています。お家デートと並ぶ人気ぶりです。
おにぎりやサンドイッチを持って公園へ。レジャーシートを広げて、青空の下で食べるだけで特別感が生まれます。
手作りのお弁当を持ち寄れば、それ自体がコミュニケーションのきっかけにもなるでしょう。
ピクニックが女性に人気なのは、「一緒に準備する楽しさ」と「共有する時間の温かさ」が詰まっているからかもしれません。
4位 ウィンドウショッピング(男性31人/女性36人)
4位は「ウィンドウショッピング」でした。買わなくても、一緒にお店を回るだけで会話が弾みます。
「これ似合いそう」「こんな部屋に住みたいね」と、ウィンドウショッピングではお互いの好みや価値観を自然に知ることができる貴重な機会です。
将来の暮らしを何気なく想像し合う、そんな穏やかな時間になることもあるでしょう。
5位 海デート(男性20人/女性33人)
「海デート」が5位にランクイン。女性の方が男性より10人以上多く、開放的な空間でのデートを好む女性の傾向がうかがえます。
波の音を聞きながら砂浜を歩く。夕暮れの海を眺める。海には日常から切り離してくれる力があります。
特別なことをしなくても、ロケーションそのものが二人の時間を演出してくれるのです。
6位 展望室デート(男性22人/女性24人)
6位は「展望室デート」がランクインしています。無料で入れる展望台や展望室は、意外と各地にあるものです。
高い場所から街を見下ろすという非日常感は、お金をかけずに「特別なデート」を演出できる隠れた名選択肢と言えるでしょう。
特に夜景が見える場所なら、ロマンティックな雰囲気も申し分ありません。
7位 神社巡り(男性17人/女性18人)
そして、「神社巡り」も一定の支持を集めました。静かな空間を一緒に歩くことで、日常の喧騒から離れた穏やかな時間を過ごせます。
御朱印集めやおみくじなど、ちょっとした楽しみがあるのも神社巡りの魅力。
「二人の未来」をお願いするなんて、恋愛中ならではの甘い時間も味わえます。
8位 ハイキング(男性11人/女性12人)
「ハイキング」は少数派ながらも根強い人気がありました。
体を動かすことが好きなカップルにとっては、自然の中で汗を流しながら一緒に頂上を目指す体験が、二人の絆を深めてくれるのでしょう。
ただし、体力差やアウトドアへの慣れ具合によっては負担になることもあるため、万人向けとは言いにくい面もあります。
相手の体力や好みに合わせた計画が大切です。
9位 図書館デート(男性5人/女性10人)
最も少数だったのが「図書館デート」。静かに本を読む時間を共有するという、ちょっと知的なデートスタイルです。
回答数は少なかったものの、「お互いの好きな本を紹介し合う」「同じ空間で別々のことをする心地よさ」を楽しめるのは、信頼関係がしっかり築けているカップルならではかもしれません。
デートの満足度を決めるのは「場所」でも「お金」でもない
お金のかからないデートを楽しむうえで、何が最も重要なのか?
この質問への回答は、恋愛の本質を教えてくれるものでした。
1位 会話の楽しさ(男性33人/女性36人)
圧倒的な1位は「会話の楽しさ」。男女ともに最も多くの支持を集めました。
どこにいても、何をしていても、会話が楽しければデートは成功する。逆に言えば、どんなに素敵な場所に行っても、会話が弾まなければ満足度は下がってしまう。
この結果は、デートの価値が「場所」ではなく「コミュニケーション」にあることを明確に示しています。
2位 相手との相性(男性27人/女性35人)
2位は「相手との相性」がランクインしています。特に女性の支持が高く、35人が選んでいます。
相性とは、言葉にしにくい「心地よさ」のことかもしれません。
笑うタイミングが合う、沈黙が苦にならない、一緒にいるだけで安心する。そうした感覚は、高級ディナーでは買えませんよね。
3位 共通の楽しみ(男性21人/女性16人)
「共通の楽しみ」が3位にランクインしました。男性の方がやや重視する傾向があるようですね。
同じゲームで盛り上がる、一緒にスポーツ観戦する、好きな音楽について語り合う。
共通の趣味や関心事があると、自然と会話が生まれ、時間があっという間に過ぎていきます。
4位 デート内容そのもの(男性10人/女性7人)
注目すべきは、「デート内容そのもの」の順位の低さです。4位で、選んだ人は男女合わせてわずか17人。
つまり、「何をするか」よりも「誰と、どんな気持ちで過ごすか」の方が、圧倒的に大切だということ。
完璧なデートプランを立てることに神経をすり減らす必要はないのです。
5位 情報収集(男性5人/女性3人)
そして「情報収集」が5位にランクインしました。
事前にデートスポットを調べたり、口コミをチェックしたりすることも、一定の満足度向上につながるようです。
ただし、あくまで補助的な要素にとどまっています。
6位 特別感(男性4人/女性3人)
そして、最も少なかったのが「特別感」。これは非常に示唆的な結果です。
「特別なことをしなければ」というプレッシャーを感じている人にとって、この結果はまさかだったのではないでしょうか?
多くの人が求めているのは「特別な体験」ではなく、「心が満たされる普通の時間」なのです。
お金をかけなくても心が満たされた、リアルなエピソード
自由回答には、心温まるエピソードが数多く寄せられました。
近隣の緑地公園でのんびり散歩しながら会話をして過ごしました。テントを広げて昼寝をしてゆっくりできたのが良かったです。(男性)
彼女の家で、お互い好きなゲームを対戦プレイしながら盛り上がったり、当時流行っていた動画を見たりして、のんびりとした時間が過ごせて楽しかったです。(男性)
夜景が見える展望台で星を見ながら会話しました。すごくロマンティックで普段とは違ったデート気分を堪能できました。(男性)
桜の時期に3ヶ所ほどお花見スポットを巡って、たくさん写真を撮って充実した時間を過ごせました。(女性)
お家デートで一緒にテレビで野球観戦をしました。共通の趣味なので会話が盛り上がり、より仲良くなれた気がしました。(女性)
広い自然公園を散歩しました。秋で風も気持ちよく、小鳥の囀りや小川の流れの音で癒されました。0円なのに凄く思い出深いです。(女性)
どのエピソードにも共通しているのは、「特別な場所」や「高価な体験」ではなく、「一緒にいる時間そのものの心地よさ」が満足感の源泉になっていること。
大切なのは、隣にいる人と過ごす時間を、心から楽しもうとする気持ちなのでしょう。
まとめ
今回の調査で最も印象的だったのは、デートの満足度を左右するのが「お金」でも「場所」でも「プラン」でもなく、「会話の質」と「相手との相性」だったという事実です。
どんなにお金をかけた場所でもプランでも、満たせない相手の感情があるのでしょう。
もし今、「お金がないからデートに誘えない」「もっとお金があれば楽しいデートができるのに」と悩んでいるなら、
- 相手との会話を楽しむこと
- 一緒にいる時間を大切にすること
- 飾らない自分で、自然体で向き合うこと
これらを意識したら何か変化を感じるかもしれません。
恋愛の価値は、かけたお金の額では測れません。どれだけ心を通わせたか。その積み重ねこそが、二人の関係をかけがえのないものにしてくれるはずです。


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