「人前で話すのが苦手」「誰かに見られていると失敗することが多い」など、緊張する場面で実力を発揮できないと悩んでいる人は多いのではないでしょうか。
緊張しないように頑張れば頑張るほど余計に緊張する…では一体どうやって緊張と向き合えばいいのでしょう。きょうは「緊張したときの対処法」についてお話ししていきます。
緊張する理由
たとえば、仕事でのプレゼンテーションや就職活動の面接。緊張でガチガチになって思うように言葉が出なかったり、自信なさげに声が小さくなったり…。
こういうときって「緊張してきた。このままじゃ前と同じ失敗するかも」「ああ、手が震えてきた」とかいろいろ考え過ぎてしまうけど、結果として余計に緊張するんですよね。
緊張が苦手な人からすると、面接で緊張して練習通りにいえなかったとか、緊張で手が震えて失敗したとかネガティブなイメージを持っていると思います。
しかし適度な緊張感があるときって、逆に能力を上げてくれるものなんです。なぜなら緊張感があることによって、集中力や判断力が高まるからです。
「ピリピリした緊張感がたまらない」というアスリートもいるように、なかには緊張を敵のように扱わずにうまく味方につけて楽しんでいる人もいます。
緊張したときは、「ああ…やばいやばい…」って何とかしようとするのではなく、普段よりも集中力や判断力など能力が向上したと思えばいいのです。
「失敗したらどうしよう」とか「笑われてしまったらどうしよう」と考えると、どんな人でも緊張するもの。「上手にできなきゃいけない」「ちゃんしなきゃいけない」と自分で自分にプレッシャーをかけているんだから、そりゃあ緊張します。