日々忙しない時間を過ごす中で、イライラや不安、何をしたいのか、どのようなことに悩んでいるのか、自分自身の気持ちに向き合う時間を作れていないかたが多いのではないでしょうか。
理由はさまざまですが、昨今では、自分自身の素直な気持ちに向き合えると「ジャーナリング」が流行っているのはご存じですか?名前は聞いたことあるけどどのような効果があるのかわからないというかたもいることでしょう。
そこで今回は、手帳ブランド『pure life diary』を展開するfeppiness株式会社が行った調査結果をもとに、ジャーナリングの認知度や実践者のリアルな声、その効果までを詳しくご紹介します。
「ジャーナリング」とは?心を「書いて整える」アナログ習慣

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まず、「ジャーナリングってなに?」というかたのために簡単にご説明します。
「ジャーナリング」とは、自分の思考や感情を手帳やノートに書き出すこと。頭の中を整理したり、気持ちを客観的に見つめたりできる方法として、ストレスフルな現代人にじわじわと広がっています。
スマホやSNSに囲まれる今、「書く」というアナログな行為が、むしろ心の安定に繋がっているという声も多く聞かれます。
Z世代の約6割がジャーナリングが習慣化

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調査によると、ジャーナリングの認知率は46.9%と半数以下でしたが、認知している人のうち実践経験がある人は75.8%と高い割合を占めました

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さらに、「週に複数回ジャーナリングをしている」と答えた人は45.8%にも上ります。特に注目すべきは、Z世代(15〜29歳)の実践率が約6割と非常に高い点です。
デジタルネイティブ世代こそ、「手書き」に癒しや整えを求めているのかもしれません。
なぜジャーナリングを始めようと思ったのか

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では、人はなぜジャーナリングを始めるのでしょうか?
「ジャーナリングを始めたきっかけは何ですか?」と聞いた調査結果から見えてきた理由からトップ3をご紹介します。
3位 目標設定や夢を叶えるため(32.5%)
自分の「こうありたい姿」を書き出すことで、行動に繋がるモチベーションにもなっているようです。
2位 メンタルケアのため(42.1%)
感情を整理し、落ち着いて自分を見つめ直す手段として、書く行為は心理的なケアに繋がっていると実感している人が多数。
1位 ストレスや不安を減らしたかった(46.8%)
頭の中のモヤモヤを紙に書き出すことで、心が軽くなったと感じる人が多く、コロナ禍や不安定な社会情勢の影響も背景にあるようです。
効果あり?ジャーナリングを続けている理由

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習慣化していく中で、人々はどのような理由から継続しているのでしょうか?
そこで「ジャーナリングを続けている理由は何ですか?」と実際に聞いてみました。数ある回答の中からトップ3をご紹介します。
3位 自分の考えを整理できる(39.1%)
ただ思いを吐き出すだけでなく、「本当はどう感じていたのか」に気づく自己対話の時間になっているようです。
2位 目標達成に役立つ(40.0%)
日々の小さな目標を書き留めることで、自然と行動が積み重なり、結果的に目標達成がスムーズに。
1位 メンタルが安定する(40.9%)
「不安が減った」「気持ちの波が落ち着いた」など、心の安定を実感する声が多く挙がりました。
ジャーナリングで起こった変化

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実際にジャーナリングを続けることで自分自身に変化を感じているかたもいるようです。
「ジャーナリングによって感じた変化はありますか?」と聞いた調査結果からトップ3をご紹介します。
3位 ストレスが減った(27.8%)
日常のストレスを“吐き出す場”としての効果が感じられているようです。
2位 感情をコントロールしやすくなった(29.4%)
イライラや不安などに振り回されることが減り、自分の心をうまく扱えるようになったとの声も。
1位 目標達成がスムーズになった(30.2%)
日々の行動が明確になり、自然と達成感を得やすくなるという実感が多く寄せられました。
ジャーナリングがもたらす人間関係への影響

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ジャーナリングは自分の内面を整えるだけでなく、仕事や恋愛などにおける対人関係にもポジティブな変化を感じているかたも多いようです。
実際に仕事と恋愛面において、どのような変化があったのか調査を実施しました。
仕事への影響
1位は「仕事のパフォーマンスが向上した」(34.1%)でした。ほかには、「転職・昇進の決断がスムーズになった」(27.0%)や「仕事に対する満足度が上がった」(18.3%)という回答がありました。
実際に、仕事への気持ちややりたいと思っていることをジャーナリングで書き出すことで、実現への道やパフォーマンス向上へのヒントが見えてくるのかもしれません。
恋愛への影響

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恋愛面においても実際に効果を感じているかたが多いようです。1位には「本音を伝えるのが上手くなった」(33.3%)がランクインしており、続いて「パートナーシップが安定した」(27.0%)や「以前より相手に優しくなれた」(21.4%)などの回答が挙がっています。
相手に対する自分の気持ちを書き出すことで、自分がどのように考え感じているのかが気づけるようになり、相手とのコミュニケーションもスムーズになっているのが伺えます。
今回の調査から、ジャーナリングは心を整え、日々を丁寧に生きるための身近な方法であることが見えてきました。
ストレスや不安を和らげ、目標達成を助け、仕事や人間関係にも良い影響をもたらす。その効果は「ただ書くだけ」では片づけられない、深いものがあります。
「なんだか最近、気持ちが落ち着かないな」「新しい自分に出会いたいな」
そう感じているなら、まずは今日から、1日1行でも書いてみませんか?
あなたの“心の声”に耳を傾ける、それが最初の一歩です。
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