みなさんこんにちは!ゆうきゆうです。今夜はこんな話をお届けします。
「心を『大きく』する方法。」
あなたは、悩みを抱えたりすることはありますでしょうか?悩みには、
- 過去「どうしてあんなことをしてしまったんだろう」
- 他人「あいつだけは許せない」
- 未来「今後どうなるか不安だ…」
などのさまざまなものがあります。
こんな悩みにカラまれてしまうと、時間がどんどん過ぎてしまったり、また何もできないままその一日を過ごしてしまい、苦しんでしまうことも多いはずです。
ではこんなとき、いったいどうしたらいいのでしょうか?今回はそんな時の重要な「対策」について話します。
大海に入る。

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ます結論から話します。大切なのは、心の中に「大きな海」を持つことです。いえもちろん、イメージの話です。
心の中に大きな大きな「海」が広がっていると思ってください。これは最重要な考え方です。
そして自分が「悩んでいるな」と気づいたら、その悩みを、その大きな海の中に「チャプン」と浮かべてください。悩みは何でも大丈夫です。
たとえば先ほどの
- 過去「どうしてあんなことをしてしまったんだろう」
- 他人「あいつだけは許せない」
- 未来「今後どうなるか不安だ…」
であったら、それぞれ「過去」「他人」「未来」などのように、ラベルがついた玉があると想像してください。そしてその玉が、チャプンと海の中に入ったようなイメージです。
もちろん「悩みがもっと細かいよ」というかたは、その悩みに、やはりタイトルをつけてあげましょう。
- 「あの人にフラれたことが忘れられない」なら「フラれ」
- 「お金を失ったことがムカつく」なら「お金失い」
- 「また病気になったらと思うと怖い」なら「病気」
などなど、短縮形でも何でも構いません。そういう名称がついた玉などをイメージです。
もちろん玉でなくても大丈夫。小人さんでも、動物でも、またはモヤモヤしたものでも、何でもいいので、その悩み自体に形を与えてください。
そしてどんなものであっても、すべて、その海の中に「チャプン」と入れるのです。やることはこれだけです。本当にこれだけです。
「えっ!?悩みを消そうとしなくていいの!?」と思うかもしれません。
でも、それは意味がありません。悩みをどんなに消そうとしても、消すことはできないもの。逆に消そう消そう!として気になるほど、どんどん悩みが強くこびりついてしまいます。
そうではなく、ただ心の中に「居場所」を与えて、受け入れて認めてあげること。
「そんなことしたらツラいじゃん!?」と思いますでしょうか。でも、逆。かえって居場所を与えてあげることで、ツラさが薄くなるのです。なぜなら、心すべてが「大きな海」だからです。
たとえばコップの水に、手のひらいっぱいの塩を入れて溶かしたら、絶対に飲めませんね。しょっぱすぎます。
しかしそれが、海のような、たとえばプールや湖のようなレベルの水なら、同じ量の塩を入れても、まったく気にせず飲むことができます。なぜなら、薄まるからです。
悩みというのもそれと同じ。消そうとするのではなく、心全体を大きく拡張して、その中に入れてあげることです。実際にやってみるとわかりますが、それによって気持ちはスッとラクになります。
悩みに居場所を与えよう。
すべてのネガティブな思考などについて、「ハッ」と気づくたびにこの行動をしてみることです。
重ねて「消そう」とか「忘れよう」としなくて構いません。
ただ、心の中に居場所を与えること。そして具体的なイメージとして「大きな海」の中にポチャンと浮かべることです。
何かのストレスも同じ。
これはストレスを受けたときも同じです。
「は!?何その言い方!?」「あいつの行動がムカつく!」「突然にあんなことされるなんて!」
そんな風にストレスを抱えたときも、やはり「ハッ」と気づいた場合に、そのストレスを、ポチャンと海に浮かべてあげること。
すると客観的に見ることができますし、気持ちがリラックスします。
結果、冷静に相手とトークすることもできますし、心乱されて何かに集中できない、ということもなくなります。
海の意識を持っていこう。

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この考え方は「マインドフルネス」にもなっています。マインドフルネスとは、自分自身の気持ちに「気づく」こと。明確に気持ちを意識することによって、気持ちがラクになります。
もちろん「意識しよう」と思うだけですぐに意識ができるものでもないですし、また日常の大半で、このマインドフルネスを忘れてしまうことも多々あるでしょう。
だからこそ、「海」というイメージを明確に持つことによって、マインドフルネスをより意識しやすくします。
人間は、ビジュアルで見たものは、ただ文字で認識したものより、さらに強く心に残ります。だからこそ、海のイメージを勧めるのです。
ちなみに海がうまくイメージできない、というかたは、「広場」でも「公園」でも「大地」でも構いません。とにかく広い場所をイメージして、その中に、その悩みが「置かれた」と思ってください。
重ねてあなたの心はとてもとても広いので、そこにその悩みがあったからといって、どうということはありません。
もちろん「広い場所」がイメージできないなら「部屋」でも大丈夫です。自分の部屋の中に、ポンとその悩みが置かれると想像してください。
このようにイメージすると、たとえ「小さな部屋」だったとしても、同じく気持ちが軽くなります。なぜならどんな部屋でも、「悩みはそのうちの一部だな」と認識できるからです。
いえ「小さな部屋のうち99%くらいに、この悩みがでっかく占めてるんだ!」ということもあるかもしれません。であったとしても、「1%は隙間がある」ということが認識できるはずです。この時点で、やはり気持ちはラクになります。
なぜなら人間が悩んでいるときは、「自分自身=悩み」というほどに、目が見えないほどに囚われているからです。まさに「心が支配されている」状況です。
とにかく悩みを一部として居場所を与えてあげることです。重ねてイメージする場所は、何でも構いません。
ただ「海」は、多くの人が、「楽しく幸せ」なイメージを持てる場所。しかも「大海原」という言葉もあるように、とにかく広いイメージが強い場所です。
さらに陸地と違って、境界が明確ではなく、無限に広がるイメージにもつながります。これらのイメージから、「海」こと「大海」を考えることで、気持ちが前を向きやすくなると考えます。
もちろん一回ですぐに身につかないかもしれません。ただ繰り返していくことによって、何かあるたびにすぐに海の意識を持ち、実行しやすくなります。ぜひ覚えておいていただければ幸いです。
今回のまとめ
- 悩みを思い出したら、「海」をイメージ。そしてそこに浮かべるイメージを持つこと!
- 悩みを消そうとすればするほど、心にこびりつく!
- それよりは「居場所」を与えること!
いかがでしたでしょうか。
どんな人も、悩みを抱えるたびに「この悩みを消したい!」とか「悩んでいる自分がイヤだ!」というように、全力で否定してしまうもの。
しかし見方を少し変えて、悩みに居場所を与えるだけで、気持ちはグッと軽くなります。
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