こんにちは。韓国在住歴3年のHAZUKIです。韓国人男性と結婚し、現在は韓国で日本語教師として働いています。
育った家庭や環境によって人の習慣は異なるもの。日本人同士の結婚でも、相手との習慣の違いに驚くことがあると思いますが、国際結婚はそこに文化の違いも加わり、よりお互いの習慣の違いが顕著になります。
今回は、「韓国人夫に驚かれた、日本人妻である私の習慣」と「日本人妻である私が驚いた、韓国人夫の習慣」を、それぞれ3つずつご紹介します。
いずれも結婚したあとに気づいたことですが、これらは“日韓カップルあるある”なこと。
韓国人との恋愛ってどんな感じ?韓国人と結婚するってどんな感じ?と興味のあるかた、韓国人とお付き合いしてみたい、韓国人と結婚したいと思っているかた、ぜひお読みくださいね!
韓国人夫に驚かれた、日本人妻である私の3つの習慣
1.麺類をすすって食べること
日本でも大きな音でうどんやラーメンを食べるとちょっとおじさんみたいですが、ある程度は音をたててすすりますよね。韓国では日本人が普通に麺をすする音も、少し大きく感じるそうです。
私の住んでいる場所には日本料理を提供してくれる店がたくさんあるので、よく日本のラーメンも食べるのですが、そのたびにほかのお客さんに見られているような気がしていました。
自意識過剰かな?日本料理店に日本人がいることがめずらしいのかな?なんて思っていたのですが、なんと私の麺をすする音が大きかったようです。
韓国人女性は本当に音を立てずに食べます。ひとりでラーメンを食べに来ている日本人女性の麺をすする音が大きかったから目立っていたのです。
自宅でうどんを食べているときに、夫に指摘されて気がつきました。日本人の感覚では普通の音でも、韓国の人からしたらちょっと大きいようです。
韓国で麺類を食べるときは、できるだけすする音を小さめにして食べたらいいかもしれません。
この習慣が身についたあとに日本に帰国してラーメンを食べたとき、日本では女性も男性も音が確かに大きくて驚いたと同時に、うれしかったのを覚えています。「やっぱり私、変じゃないよね?」という安心感といいますか(笑)。
韓国に行かれることがあったら、ぜひ麺をすする音に着目してみてくださいね。
2.満腹でも残さず食べること
ジェネレーションギャップがあるかもしれませんが、私は嫌いなものがあっても残さず食べるようにと教えられて育ちました。お米一粒一粒に神様がいる、命をいただいている、作ってくれた人がいる、だから残すことはいけないことだと思っていました。
大人になってからも、出されたものはできるだけ残さないようにしていたのですが、その習慣を持ったまま韓国で生活するのはなかなか大変です。
なぜならレストランに行けば驚くほど多くのおかずを出してくれるので、どうしてもすべて食べきれないのです。
義実家でも同じように、たくさんの料理が食卓に並びます。戸惑う私に、夫が「無理して全部食べる必要はない」といってくれました。韓国人は、食事を残されても気分を悪くすることはないそうです。
それからは、出される量を調節できないレストランやよそのお宅で出された料理は、無理なら全部食べないときもあります。
最近では韓国でも食べものを残すのは申し訳ないと感じる人も多く、レストランで注文する際に、希望の量や食べられない食材を前もって伝えておく客も多いそうです。私もそうするようにしています。