ふとした瞬間に襲ってくる、言葉にできない寂しさ。誰かの温もりがほしくなる。そんな「人肌恋しい」という感情を抱いたことはないでしょうか?
一人で過ごす時間が増えた現代社会において、この感覚は決して特別なものではないのかもしれません。
累計会員数3,500万人を誇る恋愛マッチングサービス「ハッピーメール」を運営する株式会社アイベックが、成人男女200人を対象に実施したアンケートから、私たちが抱える「人肌恋しさ」のリアルな実態が見えてきたのです。
多くの人が感じているこの感情について、どんなタイミングで襲ってくるのか、そしてどう向き合っているのか。詳しく見ていきましょう。
8割以上が経験する「人肌恋しさ」という感情
調査によると、「人肌恋しいと感じた経験がある」と答えた人は168人、実に84.0%にのぼることがわかりました。10人中8人以上が、一度はこの感情を抱いたことがあるという計算です。
男女別に見ても、男性82人、女性86人とほぼ同数となっており、性別による大きな差は見られません。
この結果が示しているのは、人肌恋しさは決して「寂しがり屋」や「恋愛体質」な人だけが感じる特別な感情ではないということです。
むしろ、人間が本来持っている自然な感情であり、多くの人が日常の中で経験している普遍的な感覚だといえるでしょう。
一方で、「ない」と答えた32人(16.0%)の存在も興味深いところです。人肌恋しさを感じない人、あるいは自覚していない人も一定数いることがわかります。
この調査結果から見えてくるのは、人肌恋しさという感情に対して、もっとオープンに向き合ってもいいのではないかということです。
多くの人が共有している感情だからこそ、一人で抱え込む必要はないのかもしれません。
人肌恋しさを感じる6つのタイミング

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人肌恋しいと感じた経験がある168人に、「特にどんな時に人肌恋しさを感じるか」を複数回答可で尋ねたところ、生活シーンと深く結びついたさまざまなタイミングが浮かび上がってきました。
1位 冬になり寒くなってきた時(54人)
最も多かったのが「冬になり寒くなってきた時」を挙げる声でした。半数以上の人が、季節の変化とともに人肌恋しさを感じているのです。
冷たい空気に包まれる季節、布団に一人で入る瞬間、暖房をつけても満たされない何か。物理的な寒さが、心の寂しさとリンクする瞬間があるのでしょう。
誰かと身を寄せ合う温もりが、これほど恋しくなる季節はないのかもしれません。
2位 休みに一人でいる時(36人)
二番目に多かったのが、「休みに一人でいる時」でした。平日は仕事や学校で忙しく、気が紛れていても、ふと訪れた静かな時間に寂しさが込み上げてくる。そんな経験は誰にでもあるのではないでしょうか。
周りが家族や恋人と過ごしているのではないかと想像したり、SNSで楽しそうな投稿を見たりすると、余計に孤独感が増してしまうこともあるでしょう。
時間があるからこそ、人の温もりが恋しくなるという皮肉な現象が起きているのです。
3位 クリスマスや誕生日などのイベント(26人)
三番目は、「クリスマスや誕生日などのイベント」でした。世間が盛り上がるシーズンだからこそ、一人でいることの寂しさが際立つのでしょう。
クリスマスや誕生日は、本来誰かと祝い、分かち合う日として認識されています。
そんな日を一人で過ごすことへの切なさや、祝ってくれる相手がいないことへの寂しさが、人肌恋しさという形で表れるのかもしれません。
4位 夜寝る前(19人)
四番目は、一日の終わりである「夜寝る前」のタイミングでした。静まり返った部屋で一人布団に入る瞬間、ふと孤独を感じる人も少なくないようです。
忙しい一日が終わり、やっと自分の時間が持てたはずなのに、なぜか心が満たされない。隣に誰かがいてくれたらと思う気持ちは、人間の根源的な欲求なのかもしれません。
5位 特に時期や時間帯は関係ない(18人)
五番目には「特に時期や時間帯は関係ない」という回答が入りました。日常のあらゆる場面で人肌恋しさを感じる人がいることがわかります。
朝でも昼でも夜でも、季節を問わず、ふとした瞬間に襲ってくる寂しさ。それは予測不可能で、コントロールが難しい感情なのかもしれません。
6位 秋に日が短くなった時(15人)
六番目は、秋の訪れとともに「日が短くなった時」でした。夕暮れが早まり、日が落ちるのが早くなると、どこか物悲しい気持ちになるものです。
季節の変わり目や、日照時間の変化は、私たちの感情に思った以上に影響を与えているのでしょう。秋という季節が持つ哀愁が、人肌恋しさという感情を呼び起こすのかもしれません。


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