皆さんは、「神様に呼ばれている」って言葉を信じますか?
例えば、突然の悪天候や電車の遅延などによって足止めされ、目的の場所に辿り着けなくなった時、たまたま時間潰しに入った見知らぬカフェ。…果たしてそれは「偶然」だったのでしょうか。
その時は何気なく立ち寄ったかもしれませんが、実はそこへ来るようにとの神様からのお導きだった、なんてこともあるのかもしれません。
仕事の現場で経験してきた実際の体験をもとに、忌憚話(口にするのも、はばかられるお話)を紹介するメルマガ『お祓いしない霊媒師*西陣の拝み屋 靈(たましい)の通詞人奇譚話』では、今回、狐の神様、お稲荷さんにまつわる、ちょっと不思議な体験をお話ししています。
それは、福島と仙台へ行った時のこと

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3月2~4日、東日本大震災の被災地とされる福島と仙台へお仕事で行きました。福島は8年ぶり、仙台でのお仕事は初です。
宮城へは産業復興支援で何度かお邪魔していたのですが、最後にお邪魔したのが2014年だったと思うので実に12年ぶり。
しかし今までの仙台は気仙沼への移動の経由地で、街を歩くことも、ましてやそこでお仕事をすることもありませんでした。
今回はがっつり2日間お仕事をさせていただく予定での仙台入り。
その最終日にその不思議な体験は起きたのです。
突然のトラブルで、まさかの足止めに

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最終日は、仙台駅前でランチ付イベント後、京都に帰る予定でした。
その日の朝、とあるLINEが届きました。
「先生、今日予定通り帰れそうですか?」
なんのことかと思いましたが、「予定通り帰るよ、決まってんじゃん」と返信。
しかし、その返信にはとあるURLが送られてきたのです。
リンクを開くと、「東北新幹線運転見合わせ」の文字が。
びっくりしてニュースをつけると、原因不明の停電で盛岡大宮間で新幹線が運休になっていました。
30分もしないうち、運休区間はどんどん伸びていきます。
あっという間に東京盛岡間の運転が見合わせに。
その時脳裏によぎったのは、あの震災の日のことでした。
15年前、震災に巻き込まれ、出張先から帰れなかった。
今回同じく仕事に来た仙台で不測の事態で戻れないかもしれない。
その流れは、むしろ「自分の意志で帰らない」ことで、ようやくあの日から引きずっている何かを終えるチャンスじゃないのか。
なんの根拠もなく、ふとそう思ったのです。
「今日は帰っちゃだめ」そんな気がしたんです

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フロントに連絡すると宿泊中の部屋を延泊できるとのこと。その場で手続きを取りました。
ところが、その直後新幹線は運行を再開。
この決断が原因で、翌日京都で予定されていた重要な局面を迎えるご相談のお客様をキャンセルすることになってしまいました。
申し訳ないな、と思いつつ、それでもやっぱり、「今日は帰っちゃだめだ」。そんな風に思う気持ちが消えなかったのです。
知り合いのカフェに立ち寄ると…

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その日の午後、昼のイベントを終えて、参加者の方にご案内いただき、カフェに行きました。
その店は被災地の産業復興支援で出会ったYさんが仙台に出店したもの。
東京本店にはオープンのころから何度か行かせていただいていたのでとても懐かしく、もしかしたらお会いできるのではないかという一抹の期待がありました。
しかし、ご本人には会えず。せめてもと、名刺の裏に名前を書いてスタッフの方に預けました。
会計の時、別のスタッフの方がその名刺を見てお声掛けくださり、「Yは仙台にいますが、いま外に出ているんです」と言われました。
「夜また来ます」と約束し、夕方また店を訪ねたのですが、またすれ違ってしまい…、結局、お会いすることはできませんでした。
「ぜひ視てほしいって言っていたんですけどね」
その言葉を聞いて、その場で紙とペンを借り、見える範囲のYさんの鑑定書を書いて、スタッフの方に託しました。
その後、雑談の中からYさんたちが関西方面への販促を検討していることを知ります。


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