愛されていない理由を、わざわざ探さない
例えば我が家だと、弟はたくさんの学費を出して県外の大学へ行かせてもらいましたが、私は県外へ行くことは反対されました。
「お金を用意出来ない」といわれたのです。そして、在学中の2年間は奨学金を利用し、借りた120万円は私が返済しました。
でも、私より弟が大事だったんだ!
私のことはどうでもよかったんだ!
…とは、なりません。
弟を恨んだりもしない。
ここを「愛されていない理由」に仕立て上げることが、不幸を選び続けることです。
私は地元の大学へ行き、そこで大切な友人にも出会えたし、大好きだと思える学びにも出会えました。そのあと就職して、県外で一人暮らしも経験出来ました。
まわりの状況は関係なく、私ひとりで幸せを選んでいれば、願いもちゃんと叶います。
だから、お母さんと私の幸せをくっつけることをいますぐやめて、それぞれ勝手に幸せであればいいのです。
親子関係に悩んでいる人は、「お母さん=私を産んだ人」。親子とは、たったこれだけの関係性である。そう考えてみてもいいかもしれません。
- image by:Unsplash.com
- ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。