失敗した服、みんなどうしてる?
失敗・後悔した洋服をその後どうしたのかを聞いてみると、半数以上が「自宅で着ないまま保管している」(56.0%)という事実が判明しました。
その他には、「フリマアプリやオークションで売った」(30.9%)、「リサイクルショップで売った」(26.8%)、「家族や知人・友人に譲った」(23.3%)という回答も見られ、何かしらの方法で必要な人の手元に届く形で手放している人が多いようです。
なかには、「部屋着として着る」という声もありました。このような結果をふまえて見てみると、とても多くの人が「買った後の後悔」を経験しているようです。
こうした後悔を防ぐための対策として、有効なのが試着。しかし、店頭での試着や接客に苦手意識を感じる人も多いのではないでしょうか。
「服はゆっくり選びたい派」が多数
店舗スタッフの接客に対する意識を調査してみると、「ショップ店員に声をかけられたくない」という人は8割以上(83.4%)という結果に。
その理由として「ゆっくり落ち着いて自分の気にいるものを選びたい」(26歳・岩手県在住)、「自分でゆっくり選びたいのに、何かお探しですか?とか声をかけられると選べない」(35歳・福岡県在住)など、ゆっくりマイペースに選べなくなるという意見が多数。
また「店員は似合っていなくてもほめてくるので、断るときにきまずい」(36歳・岩手県在住)、「似合ってますとか言われるのが苦手」(29歳・大阪府在住)といった、自分では似合わないと思っているときに褒められると居心地が悪いと感じている人もいるようです。
「人見知りだから声をかけないでほしい」(22歳・埼玉県在住)という声もありました。
試着はプレッシャーがかかる?
店頭で試着することに抵抗を感じるかどうかを聞いてみると、6割以上の人が「(抵抗を)感じる」(63.0%)と回答しました。
その理由としては、「面倒くさい」(29歳・高知県在住)、「着脱がめんどう」(29歳・埼玉県在住)という単純なものもあれば、「試着室前に店員がいると買わなきゃいけない感が出るので入りづらい」(26歳・和歌山県在住)、「試着をした後に店員さんに話しかけられた時に断りづらい気がするから」(23歳・大阪府在住)など、スタッフに待たれているとプレッシャーを感じるという声が多く見られました。