「確認」のマナー
ここで、コミュニケーションのコツをひとつ、お教えしましょう。今回は「確認」についてのマナー。先日、某サービスにおいて、ちょっとした支払いトラブルがありました。
スタッフに「こうすればお金はかからない」といわれ、その通りにしたのですが、結局課金されており、しかもスタッフの提案どおりにした結果、手続きに期間がかかったため、その分の料金まで余分に加算されたのです。
私は金額の問題ではなく、スタッフの説明通りにしたら1番お金がかかる結果になったということにどうにも納得できなかった。そこで、経緯の確認と対応とお願いしました。
店舗に2回足を運び、トータル3時間ほど待たされた上に、「いまはまだ何ともいえないので電話します」とのこと。それは仕方ないとします。
「いつ連絡をいただけますか?」と聞くと、「それははっきりわかりませんので、そのうち」と回答が。「そのうち!?」と思わず声をあげてしまいました。
私もコールセンターなどで働いたこともありますし、接客業も多々経験してきました。そのなかで学んできたことは「確認を頼まれたら、たとえすぐに結果がわからないことでも、都度経過を伝えながらいっしょに解決」ということ。
そのうちという、いつだかわからないそのときを、ただ漠然と待っていろということなのかしら…。そういうわけにはいかないので、こちらから期限を提案させていただきました。
どんなときでも、「相手の時間を大事にする」ことこそが1番大事なマナー。こういった経験をたまにすると、改めて我が身も振り返る機会になりますね。たかが「確認」されど「確認」。相手を大事にすること、真摯に向き合うこと、忘れないようにしましょう。
- image by:Unsplash
- ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。