新型コロナウイルスの感染拡大の影響によって、仕事が在宅勤務になったり、保育園や幼稚園が休園になったりして、この春は子どもと家で一緒に過ごす時間が多かった方もいるのではないでしょうか。
慣れない生活スタイルに普段の生活以上の負担がかかることもありますが、改めて子どもとの過ごし方を考えるきっかけとなったり、新しい発見が出てくることもあります。決して悪いことばかりではなく、よいことも見えてきたかもしれません。
では実際に、あなたにはどのような変化がありましたか?
今回は、幼児教室コペルを運営する株式会社コペルが0歳~6歳の子どもを持つ全国20代~40代の女性を対象に実施した、「新型コロナウイルスの影響による子どもとの向き合い方の変化」に関するアンケート調査の結果をご紹介します。
当然ながらマイナスの影響を受けたというご意見が多かったものの、なかにはプラスの影響があったという意見も寄せられたようです。小さな子どもを持つ方は、ぜひ子どもとの向き合い方の参考にしてみてくださいねは。
新型コロナでの困りごとは?
新型コロナウイルスの感染拡大は、子育てにどのような影響を及ぼしたのでしょう。
「新型コロナウイルスの影響を受けて、子育てのことで何か困ったことはありますか?」という質問には、『子どもを遊ばせる場所がない(43.0%)』という回答がもっとも多く、次いで『おむつや除菌シート、トイレットペーパーなどが手に入らない(14.8%)』『子どものストレス面が心配(14.4%)』『子どもとの時間が長くなり、心に余裕が持てなくなった(12.0%)』『食事の用意が難しい(3.9%)』『家事がなかなか進まない(3.7%)』『自分の仕事が手につかない(2.5%)』と続きました。
遊びたい盛りの子どもを遊ばせる場所がなく、悩んだ方が多いようです。また遊べないストレスによる子どもの精神面を心配する声も少なくありません。
新型コロナウイルスで特に困ったこととは?
- 自粛は公園もダメなのかわからなくて、どこか行きたいと子どもに言われてもどこにも連れていってやれないこと(30代/自営業・自由業/大阪府)
- 毎日一緒なので、遊びにも飽きるし、少しでも子どもと離れたいと思った(30代/専業主婦/千葉県)
- 子どももストレスがたまっていて、お互いイライラしてしまう(30代/パート・アルバイト/静岡県)
- 子ども用マスクが手に入らない、アルコール除菌シートや消毒液が手に入らない(30代/専業主婦/静岡県)
- 学校が休校になり、昼食を毎日家で食べるので簡素なものになりがちで栄養面が心配(40代/専業主婦/千葉県)