新型コロナウイルスの影響で、在宅勤務をしながら子どもを自宅で保育している家庭もあるのではないでしょうか。
仕事と育児の両立で苦悩するママたちの状況を、「気づけば『ごめんなさい』ばかり…テレワークで追いつめられる母親たち」でもご紹介しましたが、筆者のまわりのパパママはみな、在宅勤務の有無に関わらず、長引く外出自粛生活のなかで子どもとどう過ごそうかと頭を抱えている人がほとんどです。
公園に行くことすらはばかられたり、仕事や家事がはかどらないことにストレスを抱えている人も多く、「YouTubeやNetflix、Amazonプライム・ビデオを見せる時間が長くなってしまい、罪悪感を感じている」と口を揃えます。
そんななかで、何とか動画づけの生活にならないようにしたい、仕事や家事をする時間を捻出したい、せっかくなら知育につながる時間にしたい、体を使った遊びを用意してあげたいと、それぞれの家庭がさまざまな工夫をしているようです。
そこで今回は、筆者のまわりのパパママに「STAY HOMEの過ごし方」を調査。子育て家庭におすすめしたい自粛生活の過ごし方や、使えたアイテムを聞いてみました。役立つおもちゃや学習道具、無料でできる遊びまで幅広いアイデアが聞けたので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
集中して仕事や家事がしたいときのお助けアイテム
集中力も数字力も磨ける「シールブック」
5歳(年長)男の子ママのYのおすすめは、知育シールブック「Paint by Sticker Kids」。
Y:「対応する数字のシールを貼っていくことで動物や恐竜、昆虫の絵が完成していく塗り絵のような貼り絵のようなシールブックです。集中力が鍛えられると聞いてAmazonで購入したら息子に大ヒット。ひとりで黙々と取り組んでいます。
手先を使うので脳にもよさそうだし、2ケタの数字を覚えられる。完成したときの達成感がクセになってしまったようで、すでに4冊目。できた絵もアートっぽいので、子ども部屋に飾ろうかなと思っています」
楽しくことばを覚えられる「アンパンマンずかん」
2歳女の子ママのNは、「アンパンマン おしゃべりいっぱい!ことばずかん スーパーデラックス」を導入。
N:「友だちに勧められて買いました。大好きなアンパンマンの仲間たちの声がするのが嬉しいみたいで、ページをめくってはタッチペンでタッチ!遊びながらいろいろな言葉が覚えられます。えいごモードもあり、自粛後も長く使えそうなのが購入の決め手でした。
気分屋なので、見向きもしない日もありますが、ハマると30分近くひとりで遊んでくれることもあります。親が付きっきりじゃなくても遊んでくれるので、その間は集中して仕事に取り組めます」
公園に行けなくても体を動かせる「ジャングルジム」
1歳、4歳、8歳の3人の子どもを自宅保育しながら在宅勤務をしているKは、ジャングルジムをリビングに置いて、その傍で仕事をしているそう。
K:「仕事をしていると終業後に公園に行けても短時間。1時間のお昼休憩では外に連れ出してあげることもできないので、運動不足解消のために、ブランコや滑り台、鉄棒のついたジャングルジムを買いました。
部屋は狭くなるけど、仕事をしている間も3人の子どもたちが思い思いに遊んでいます。みんな考えることは同じみたいで、売り切れの店もあるみたい。公園で遊べないストレスが少し緩和されるといいなと思います」