実は、自分で自分を傷つけている
ひょっとしたら自分も、気がつかないうちに、相手に失礼なことをいうかもしれません。特に自分自身の気持ちが萎えてるときに、人の些細な言葉に大きく傷ついたりすることがあります。「肯定的なとらえ方」というのは、時に難しい場合もありますが、それでも必要なことでしょう。
念のためにいうと、「肯定精神」とは表面的な意味ではありません。「何でもイエスマンになれ」とか、そんな意味ではないのです。「前向きなとらえ方をする」という意味です。
これは自分自身に対してもいえることですね。自分が自分を肯定しているなら、別にそれでいいわけです。他人が何をいおうが、その人はあなたのことを深く知っているわけではないはずです。
実は人から傷つけられるよりも、実は「自分で自分を傷つけている」方が結構多い。自分の心が肯定精神であふれているなら、ネガティブなものなどたいして力がないことがわかります。
恋愛にしても、人間関係にしてもそうでしょう。「物事を肯定すること」で関係はよくなっていくものです。相手に対してネガティブな気持ちが強くなったら、無理に関わろうとせず距離を置けばいいでしょう。無理に関わると、怒りながら相手と仲良くしようとしていることと同じになります。これは矛盾ですよね。
少し時間を置けば、気持ちが整理されてまたスッキリしてくるでしょう。関わるならそのときにまた関わればいい。ニッチもサッチもいかなくなるのは、いますぐ何とかしなければいけないと思い過ぎているからです。でも、そんなことはありません。
もし本当に相性のいい相手であるなら、別に物理的な距離があろうが、空白の時間があろうが関係ない。必ずまたもとに戻っていくでしょう。そして、本当にあなたを傷つけようとする人は、やがて去っていくでしょう。
否定的心情が湧いてきても、相手にしないこと。常に肯定精神を大切にしていくこと。自分の心が肯定精神であふれているなら、ネガティブなものなどたいして力はありません。真の肯定精神とは、否定的な状況のなかで試されるものです。
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