夏の乾燥・肌トラブル防止法
夏場の汗は、「体温調節」という非常に重要な役割を担っています。体を冷やすために、汗をかくことは大切。ですが、その頻度が多いと「肌水分」が少なくなり、乾燥の原因になります。そのため、夏場でも保湿が重要になるのです。
夏場は家族で海水浴なども計画している方もいるでしょう。日ごろこもりがちだった生活から、自然の多い場所に行くと気持ちも開放的になりますよね。しかし紫外線を浴びていなかった肌が炎天下などの下で、肌をさらすと紫外線を多く吸収してしまいます。そうならないためには「肌バリア」を紫外線にならす方法が効果的です。
オススメは、出かける1週間ほど前から散歩などで外出すること。肌バリアの仕組みを知らずして紫外線を急激に浴びると、角質が肥厚し、スキンケアの浸透も悪くなります。より一層乾燥がひどくなるのも知っておきましょう。
生活に、ちょっとした工夫を
筆者は現在もCAをやっています。仕事中の機内の乾燥は、本当にひどいものです。湿度は20%しかなく、乾燥の箱のなかで仕事をしているような感じ。普段から、スキンケア・化粧には大変気を使いますが、日ごろから気をつけていることを少しみなさんにご紹介します。
日本であれば入浴時に湯船につかりますが、海外で生活しているため、普段はシャワーしか浴びません。そのためシャワールームでは、お湯を壁一面にかけながら、ルームをミスト状にして過ごします。「熱い」くらいのお湯で行なうとシャワー室もあたたかくなり、湯船ほどの実感ではないですが血流がよくなります。
また、シャワー後はすぐに、たっぷりの化粧水・乳液を使います。家事・育児などで時間が十分に確保できないときは、手軽に使用できるシートマスクでとにかく保湿。時間を有効に使い、お肌が荒れる前に対策をすることが大切だと感じます。また、乳液やクリームなどべたつくのが嫌な方は、サッパリタイプの乳液やジュレタイプのクリームなどがおすすめです。
大量に汗をかく夏場は、体内の水分を失ってしまいがち。補うためにも、私は毎日1リットルの水を飲むように心がけています。水を飲むと、お肌のスキンケアだけではなく、身体に綺麗な血液を促し、肌の再生の助けになるそうです。毎日の習慣によってお肌の外側だけからではなく、身体のなかから潤いを保ち、夏の乾燥肌対策をしていきましょう!