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6 件シミ、シワ、たるみ、そばかすなど、お肌の老化の原因になるといわれている紫外線。梅雨シーズンになると「紫外線対策をしなきゃ！」と焦り始める人もいるかもしれません。日焼け止めがマストだということはわかっているけれど、一体なにを基準に選んだらよいのでしょう？
今回はby themに寄せられたQUESTIONから、メイクアップアーティストの寺長根愛さんが「夏の日焼け対策」について回答します。
QUESTION
最近シミが気になってきました。この夏、絶対に日焼けしたくないので、何か対策を…と思っているのですが、日焼け止めや化粧下地の選び方や塗り方に何かコツはありますか？
顔と体の日焼け止めは「別」
紫外線と本気で向き合わなければならない季節がやってきました。
日焼けを防止したりシミを作らないためには、「顔の日焼け止めと、体の日焼け止めは、別で考える！」ということが大事です。
なぜなら、理由は単純。顔にはメイクをするけど、体にはメイクをしないからです。
いつもすっぴんで過ごすなら、顔も体も同じように考えてもよいのですが、少しでもメイクをする場合は、顔と体は別で考えていきましょう。
顔用の日焼け止めの選び方
顔の日焼け止めを選ぶうえでもっとも大事なことは、「崩れないこと」です。SPFの数値云々よりも、「崩れないベースメイクを仕上げること」の方が重要です。
どんなにSPFの数値が高い日焼け止めを使っていても、汗で崩れてしまっては意味がありません。
SPF表記のないファンデーションでも、夜までしっかり崩れずにキープできていれば、その方が紫外線カットの効果が期待できるのです。
崩れても塗り直せば問題ありませんが、実際問題、顔に日焼け止めを塗り直すのって、結構困難ですよね。
すでにメイクしている状態ですし、そもそも化粧直しの時間がなかったりします。なので、顔の日焼け止めで大事なのは、とにかく「崩れない下地を作る」ことです。
体用の日焼け止めの選び方
それに対して体は、「こまめに塗り直す」ことが大事です。どんなにSPFの数値が高くとも、やはり汗で落ちてしまったら意味がありません。
体に関しては、「落ちたかも」と思ったら、できるだけ塗り直す。これがポイントです。ムラにならないようにまんべんなく、伸ばすように塗ってください。
このようにして「日焼け止め」と一言でいっても、顔と体では別々の考え方をすべきなのです。
私も夏になるとアウトドアによく出かけますが、日焼け防止のために顔にしっかりメイクをし、体用の日焼け止めは、すぐに塗り直せるスプレータイプを持参して、汗や海に入って落ちたらすぐに塗り直すようにしています。
またマスク着用がマナー化したこの夏は、日焼けのみならず「マスク焼け」が心配だという方もいるかもしれません。「顔にマスク跡がつくと思うとゾッとする…」というメルマガ読者の不安にもお答えしましょう。
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