気持ちが落ち込んでいるとき、どうしても弱気な言葉が心から出てきてしまうもの。そんなときに「どうせ自分なんて…」と思いたくなることもあると思います。そんなときにこそ、自分を変えていくためのきっかけやチャンスもやってきているものだと受け止めてみてください。
気持ちが落ち込むということは、あなたが何かを変えようとした結果であることが多いですよね。自分が一歩、踏み出すということは、それだけ落ち込む機会も増えることも意味します。「まだまだこれから」と思えるのかどうかも、自分を信頼できているのかによってそのセルフトークも変わってくるでしょう。
自分を信頼するということは「自分の未来は明るいものになっていく」とその人生に確信を持つことです。そこに根拠はなくても確信があるからこそ、人生も好転し始めていくものです!今日は「どうせ自分なんて…」というセルフトークをコントロールする方法をご紹介します。
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「自分なんて…」とネガティブに陥る
うまくいっていないときや落ち込んでいるときには、セルフトークのコントロールも難しくなってしまいますよね。誰しもネガティブな気持ちになるときはあるでしょう。
特に「失敗することは悪いことだ」という思い込みがある人ほど、その影響が長引くところがあります。この思い込みがあることで、自分の心を動かしたいという気持ちを「逆向き」に加速させてしまうことになるからです。
気持ちが乗らないときにこそ「自分が心のなかでその状況をどのように認識しているのか」というところに注意してみること。そのときに「どうせ自分なんて…」というセルフトークをつぶやいていたら、要注意です。
「無理にポジティブになりましょう!」といっているわけではありません。ネガティブな感情になったときは、「落ち込む必要のないところで落ち込んでいる時間はもったいない」と意識してみてください。「マイナスを考え続けていても、自分にとってプラスになることはない」と本気で割り切る心を育てあげていくことが大切です。
ネガティブな気持ちになっていれば、誰かが同情してくれる。かまってくれる。そうした気持ちを持ち続けていると、そのときに少し気分が回復することがあっても、ずっと問題の本質から目を背けるクセがついてしまいます。悲劇の主人公になっても、そこにメリットとなることはありません。
「どうしたら理想の未来に繋げられるのか」と視点を切り替えることで、人生好転のチャンスも見え始めてくるでしょう。