2020年も残すところあと1カ月。今年も毎年恒例の「大掃除」がやってきます。家族総出で1日がかりで取り組んでも掃除しきれないというご家庭もあるのではないでしょうか。
普段からキレイに片づけていれば、大掃除の際にもあっという間に終わりますし、日ごろの家事の時短にも繋がります。
そこで今回は、「キッチン」「洗面所」「収納スペース」の片づけかたを、無料メルマガ「お片付けの保健室」にてさまざまなお片付け情報を発信している私、RYOKOがご紹介。いまからでも遅くないので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
「キッチン」の片づけかた
実は、家事のなかで「料理を作ること」が1番苦手でした。しかし片づけをしていくと、知らないうちにその気持ちもなくなってきました。
料理の何が原因で苦手だったのかというと、作業が多く面倒くさかったからなのですが、「じゃあ面倒くさくないようにすればいい!」ということで片づけや動線を極力シンプルにしました。
みなさんのお宅にお邪魔すると、キッチンはどのお宅も物が多い場所の1つです。同じものがいくつもあったりします。ザルやボウルなどは、サイズが違うものをいくつも置いていたり、栓抜きつきの缶詰を切るものがあるのに栓抜きだけのものが別であったり…と用途が被っているものも多いです。
まずは、そのひとつひとつの量を確認し、要不要と適正量を決めます。これだけでも、かなりの物を減らすことができます。
次は収納する場所ですが、私が自分の家やお客様のお家で1番気をつけるのは、「取り出しがスムーズにできること」と「物をうえに出さないこと」。
取り出しがスムーズでないということは、片づけもスムーズにできません。結果、すぐに散らかってしまいます。
物を出さないのは、キッチンは汚れが多い場所なので、すぐに掃除ができるようにするためです。あとは油汚れがつきにくいようにする意味もありますね。
キッチンなどの家事は、作業がルーティン化していることが多いので、1度片付けてしまえばあとは楽です。そのなかで自分が快適に作業できるように、心地良いキッチンを作ってみてくださいね。
「洗濯スペース」の片づけかた
次は「洗濯スペース」です。洗濯は動きが多い家事ですので、どれだけ動線をスムーズにできるかがポイントになります。
洗濯物を置いてる場所→洗濯機の場所→干す場所→たたむ場所→片付ける場所
最低でも上記の5つの場所への移動が必要です。人によってはそれが3つになる人も、アイロンがけの必要などからこれ以上に増える人もいらっしゃると思います。
また、家族の洋服や用途などで衣類の片づけ場所が複数ある人、はそれだけ移動しないといけません。
移動場所が多く、その距離が長ければそれだけ時間もかかりますので、まずはそこを見直すことをオススメします。
移動場所をまとめられるところはないか?距離を縮められる場所はないか?
もしかしたら家族の衣類の片付けをまとめることができるかもしれませんし、別々に置くのであれば、本人に片付けをお願いすることもできるかもしれません。
時は金なり。省ける時間はどんどん省いていきましょう!次に考えるのは片付け場所の収納の仕方です。