運がよくなる「原理原則」
運がよくなる原理原則のなかで、「循環させる」というのがあります。この星は循環がベースになっていて、私たちも食べたものたちを循環させながら生きています。
たとえば、私たちは呼吸という形で空気を循環するわけですが、空気自体も循環していきます。空気が止まると「空気が重い」とか「空気が濁ってる」とかいうわけです。
水にしても同じ。止めておくと濁り、流れていると澄んだ水になり、蒸発して雨になり、山から海に流れ…と循環します。そうすることで、綺麗な水を維持できるのです。
食物連鎖にしても、何にしても「循環」というものが、とても大切。だから「知識」というものも、ため込んでもなんの意味もなく、むしろとどめておくと、その知識は害を及ぼしたり、ろくなことになりません。でも、その学んだ知識を誰かに教えると循環になります。
お金も同じく、いい流れで循環していると綺麗ですが、「これは私のお金よ!」とお金を握りしめてとどめておくとこれもろくなことになりません。この世界は「循環」をベースに作られているからです。
気持ちも同じく、循環させていると綺麗ですが、何かをため込んだり、「やりたい」という思いをとどめ続けると、これもろくなことになりません。この世界は「循環」をベースに作られているからです。
つまり、「自分のだ!」と抱え込むと運は低下します。それが、食糧でも、お金でも、知識でも、なんでも。だって、世界は循環。時代も時間も流れているわけだから、抱え込んで止めると腐ってしまうものなのです。
だから、いろんなとこで躓き始めたら「あれ?循環させてないんじゃない?」と感じてみてください。止めておいても、時間は流れ、時代は流れ、流れに乗れないだけですから。
というわけで、「ノリ」がいいという長い目で見ると、とても強い武器になります。だって、いちばん循環する思考だから。「やりたい!」という心にノリよくいこう。「たのしい!」という心にノリよくいこう。きっと、運がよくなるはずです。
- image by:Unsplash
- ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。