繊細さんが「仕事がつらい」と感じる理由は?
こんにちは。HSPアドバイザーのRyotaです。
「HSP(Highly Sensitive Person)」とは、生まれつき感受性が強く、人一倍繊細で傷つきやすい気質を持つ人のことを指します。そんなHSPさんのなかには、仕事で悩む方が多くいます。ですが、HSPさんが仕事を考えるうえで大事なことは、仕事の内容だけではありません。
HSPさんが「仕事がつらい」と感じる原因の多くがこちら。
- 人間関係
- 協調性がない
- 暇すぎる(自分が必要とされていない感じがする)
- 決まりがあいまい
- 責任が重すぎる
特に人間関係に関する悩みを抱えがちです。人間関係に問題がない場合、比較的長く勤められます。
人間関係の悪い職場だからといって、性格に問題がある人が集まっているとは限りません。例えば激務、さらにノルマが厳しい…。こんな環境下では、みんなピリピリしますよね。そういう心理面まで想像するとHSPさんが働きやすい職場が見つかります。
今回はHSPさんが働く環境を選ぶうえで意識したい「15のポイント」をまとめたチェックリストを共有します。このチェックリストが絶対ではないものの、傾向としてつかみやすくはあります。
HSPの仕事チェックリスト
- 交代制ではないか
- 適度に忙しいか
- 離職率は高くないか(アドバイザーに聞く)
- 音や光で気になる点はないか
- 上司や同僚から監視される環境ではないか
- タイムカードで管理されているか
- 通勤時間は30分以内か
- ルールは守られているか(張り紙などをチェック)
- 教育の考えはあるか
- 不特定多数の人と関わりがないか
- 基本給が低すぎないか
- 基本給に残業代が含まれていないか
- 閉鎖的ではないか(若い考えがあるか)
- 頻繁に覚えることが増えないか
- 大事故につながらないか
HSPが働きやすい環境とは?
例えば交代制。人数が少ないと1日単位の早番・遅番・夜勤交代があります。そんなヘロヘロ状態で仕事をしてはミスが増えますよね。
HSPさんは1度のミスで極度に緊張し、気疲れし、そこから会社に行くのがつらくなることもあるんです。そのため、「疲れにくい」「無理なく働ける」をモットーに職場を選びましょう。
基本給は多い方がいいし、年間休日も多い方がいいです。「年間休日100日か…まぁ我慢できるよね」と思っていると大変なことになります。
ただし、比較的妥協しやすいのは給与です。給与が低めでも精神的に余力が残るのなら働きやすい。余力で何か別のお仕事をすることもできるからです(※副業可かどうかにはご注意ください)。
ミスの内容も大切。謝って済む問題と、ケガにつながる問題では質が違いますよね。そういう部分も目を向けると仕事が選びやすくなりますよ。
ぜひお役立てください。
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- ※この記事はHSPを個人の持つ性質・性格のひとつと捉え、配信しています。病気として診断・アドバイスする目的では配信しておりませんので、鬱病や体調不良に関することは医療機関にご相談ください。
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