家庭でできる性教育
そうはいっても、私たち自身が性教育を受けてこなかったために、子どもに何をどんな風に伝えればいいのかわからないという方もいるのではないでしょうか。
そんな方におすすめなのが、夏目祭子さんのメルマガやBlog、YouTubeです。
- メルマガ:真実の性の語り部・夏目祭子の『世界一わかりやすい“幸せな性”の授業』
- Blog:女性性開花して愛し愛され上手になる 至福のまぐ愛メソッド
- YouTube:夏目祭子チャンネル
また、2021年5月にZOOMで開講されたオンライン講座『親子でわかる 「幸せな性」と命のお話』が、2021年夏ごろに出版予定なので、そちらを参考にしてみてもよいと思います。
参考までに、『親子でわかる 「幸せな性」と命のお話』の全4回のコンテンツをご紹介しますね。
1.大人の体になるって、どういうこと?
- これができることが、大人の条件!
- 3つの「プライベート・ゾーン」って何のこと?
- 男の人はおっぱいが出ないのに乳首があるのはなぜ?─生まれる前の体にヒミツがあった!
- この世界は「多数派」と「少数派」がいるのが自然
2.大人も知らない?女性と男性の生殖器のトリセツ
- 知れば知るほどよくできてる!女性の外性器と内性器・男性器の働き方
- 卵子と精子はこんなにも違う
- 性器の「昔の呼び方」に感動!
- 月経のスゴイ仕組み─毎月、出産の準備運動をしている?
- 月経血は役に立つって知ってた?
- 「性器の健康」を守るために・ふだんのお手入れの仕方
3.女性と男性が結ばれるって、どういうこと?
- 東洋医学でわかること─男女は火と水のように正反対?
- さまざまなセクシャルマイノリティの人たち
- 男女の行為の昔の呼び方「まぐわい」とは?
- 昔の人は「性」を神聖なものと考えていた
- 精子は「生存競争」じゃなく「チームプレイ」をしていた?
4.「幸せな性」を体験するために必要なこと
- 人間のまぐわいと、動物の交尾は、ここが大きく違う
- 安全で代表的な「避妊」の方法
- 性のエネルギーは「生命力」と同じ
- 性欲と上手につき合うためのセルフプレジャー
- アダルト動画には要注意!!
- 「性暴力」をしない・させない世界へ
上記の中からお子さんが興味を持ちそうなテーマに関連する絵本を選び、読み聞かせしてみることから始めてもよいかもしれません。
すぐには理解できなくても…
筆者宅では、子どもが3〜4歳のころから、男女の体の違いやプライベート・ゾーンの話、してもいいこと・ダメなこと(されてもいいこと・ダメなこと)などを絵本や会話に出てきたその日の出来事を通じて伝えてきたつもりです。
今回、『親子でわかる 「幸せな性」と命のお話』を息子と受講させていただきましたが、小学生になったばかりの息子にとっては、精子と卵子の話や性交、避妊、アダルトビデオにまつわる話などは、まだベースとなる知識がないだけにピンときてはいないようでした。
しかし夜寝る前に、「男の人が男の人と結婚することがあるの?」と聞いてくるなど、セクシャルマイノリティについて知るきっかけになったようです。
すぐに理解しなくても、できなくてもいい、と筆者は考えています。
親子で性に関する多様なテーマに触れ、会話をし、親なりの考えを伝えていくことできっと、わが家の中で性に関する話題が隠すべきことでも恥ずべきことでもないと伝えられると思うから。
もし今後、性について悩んだり困ったりすることがあったとき、子どもをひとりで悩ませなくていいように、そして子どもが自分や他人を大切にできる子に育つように、これからも親子で性についての話を続けていこうと思っています。
「わが家も性教育を始めたい」という方はまず、メルマガ「真実の性の語り部・夏目祭子の『世界一わかりやすい“幸せな性”の授業』」を購読してみてはいかがでしょうか(初月無料です)。
最後に、「性と命の講座」のラストに、夏目さんが届けてくれたメッセージを皆さんにもお伝えします。
自分も相手も幸せにするには
自分の本当の気持ちを、相手に正直に伝えること。
自分の本当の気持ちを、自分自身がわかってあげること。
相手の本当の気持ちを、理解してあげられること。
幸せな「性」を通じて、みなさんの人生がより豊かなものになりますように。
- 参考:一般社団法人「性・愛・命の学び舎」、文部科学省、日本家族計画協会理事長・北村邦夫氏調査2020「【ジェクス】ジャパン・セックスサーベイ2020」
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