SNSとの距離
学校、部活、職場、友人…僕たちはさまざまな場所であらゆる人間関係を経験してきました。もちろん、僕たちが喜びや楽しさを経験できるのも人との関わりからです。
楽しいときは学校が終わっても、部活が終わってもずっと一緒に過ごしていたい。そんな風に感じたときもありました。でも、僕たちが経験して来た人間関係の時間のなかには、少し気まずい状況になったり、孤立したりイジメられたりもありました。
そんなとき、その関係や場所から少し離れる時間が自分を取り戻したり救いになっていたりすることはありませんでしたか?
SNSは僕たちの、いつでもどこでもつながっていたいというニーズを満たしてくれる。でも、ちょっと考えてみてください。職場の人間関係がずっと24時間続いていたとしたら少ししんどくないですか?学校の人間関係が、趣味の仲間との時間が、ずっと続いていたらしんどいって感じないでしょうか?
誰かとつながることも、つながらないことも、ひとりでいることも、みんな自由に自分で選べる「権利」です。
僕はスマホもインターネットも見ないようにしたり、電源を落としていたりする時間を意識的に作っています。少し気になることがあってもあえてその世界から離れる時間を作ります。どんな距離で付き合うかはあなたが自由に選べることなのです。
学校が終わったら家に帰ったり、友人との時間が終わったらひとりの時間を楽しんだりできるのと同じように、SNSという人とつながれる場所から離れる時間も作ってもいいのだと僕は思います。
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