ご祝儀に商品券やクーポン券をいれてきた友達
「結婚式のご祝儀っていつ開けますか?私は式が終わってから、泊まっていたホテルでゆっくり夫と開けました。そのなかにとんでもないご祝儀があったんです…」
そう話してくれたのはAさん。昨年挙げた結婚式で、友人からすごいご祝儀をもらったといいます。
「高校時代の友人の一人がくれたご祝儀袋がほかの人より分厚くて…これ絶対二桁入ってるよね?って思って開けました。そしたらその中身、3,000円分の商品券と、ファミレスやスーパー銭湯のクーポン券10枚だったんです」
冗談かと思い、ご祝儀袋のなかを覗いてみるが現金は見当たらず…。開いた口がふさがらなかったAさん。夫も驚きを隠せなかったようです。
「その子は高校から大学まで仲良くしていて、2人で旅行もしたことがあるくらい仲良しでした。社会人になってから少し連絡を取らなくなっていたけれど、ケチなわけでもないし、こんな冗談をやるような子でもなくて…」
笑いを取りたかったのだろうかと思い、共通の友人に思い切って相談してみたAさん。すると友人から驚愕の真実を聞きます。
「その友人、大学生時代に好きな人がいたそうなんですが、その人の好きな人が私だったらしいんです。私はそんなこと知らず…友人はそれで私を一方的に恨んでいたみたいです。結婚式の招待状を送ったとき、彼女は友人たちに『あの子の幸せ自慢とかうざくない?祝う気ないんだけど』と言ってたらしく…」
一方的な恨みを抱えながらAさんの結婚式に参列し、ご祝儀袋に商品券やクーポン券をいれて渡してきたという友人。
式の最中はそんな様子を一切見せず、写真を撮りあったりして楽しんでいたそうで、Aさんは「女って怖いなと思いました」と、少し暗い顔で呟いていました。
「ちょっと待ったー!」式を止める親友に唖然
昔のドラマでよく見た、結婚式に乱入して「ちょっと待ったー!」というシチュエーション。
現実にそんなことあるわけないだろ…と言いたいところですが、実際にとんでもない体験をしたという人がいます。話をしてくれたのはGさんです。
「夫とは大学生のころからの付き合いで、かれこれ5年近く付き合ってます。大学でも結構イケメンでモテていて、私の友人のなかにも『私も好きだった時期あったよ』って言っていた人がいました」
そんな彼と見事ゴールインしたGさん。しかし幸せなムードに包まれた挙式の最中、突如大きな声が教会に響き渡ります。
「ちょうど、誓いのキスをしようとしていたときでした。列席していた人のなかで、誰かが突然『ちょっと待った!』って叫びだしたんです。ビックリして見たら、親友でした。最初は何かサプライズでも始まるのかと思ったら、親友はすごい剣幕で私の元に近づいてきて、突然『この泥棒猫!』って怒鳴りだしたんです」
ビックリして固まってしまったGさん。親友はさらに続けます。
「夫のことを見て『私と結婚するって話してたじゃないですか』って言いだしたんです。『あんなに毎晩愛し合ったのに!』って。冗談とかではなく、本気でしたね…。すぐにスタッフさんが来て、親友は連れていかれましたが…そのあとの式の雰囲気は最悪ですよ」
その後披露宴の前、控室で夫に「あれはなんだったのか」と聞いたGさんはとんでもない事実を知ることになります。
「私と付き合う前、夫は親友とカラダの関係を持っていたそうなんです。そのなかで、なんかそんな会話をしたようなしてないような…と話してましたね。
お互いの両親もビックリして夫に問い詰めてましたが、同じ説明をしてました。『いまはなんにもないのよね?』ってさんざん聞かれてましたね。
私の父なんて、キレてました。カラダの関係だけじゃなくて浮気相手だったんじゃないの?って疑ってますが真相は闇のなかです…」
気を取り直して披露宴は楽しく行われたといいますが、せっかくの結婚式が台なしになったことはいま思い出してもショックだといいます。
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