何だか彼氏の様子がおかしいと感じるとき、自分への愛情がなくなった可能性はどうしても避けられません。
冷められたと実感するのは悲しいですが、それでも現状を変えるには彼氏の気持ちを正しく知るのが最善です。
別れのサインを受け取ったときは、自分の気持ちとも向き合うことを考えましょう。
では、彼氏に冷められたときはどう対処すればいいのでしょうか?
「彼氏に冷められたかも」と感じるときは必ず理由がある
いつまでも愛情が続くのがお付き合いの理想ですが、違う人間同士なら気持ちの変化は避けられず、いつからか彼氏の態度が変わってきたと気がつくこともあります。
「冷められたかも」と感じるのは、たいていそれまであった「愛情の証」がなくなるからで、自分ばかりいつも通りにこだわっても、受け入れてもらえない場面は増えていきます。
気持ちの変化が上向きではなくマイナスな方向に流れるときは、そうなる理由が必ずあるもの。
原因がどちらにあっても、気持ちが離れている現状を知ったときは、「これからどうするか」を冷静に考えることが大切です。
原因を話し合って改善するか、別れを選ぶか、手を打たない限り冷めていく側の気持ちは変わりません。
彼氏の気持ちが冷めた、別れを考えているときのサインには、どんなものがあるのでしょうか。
こんなときが「別れのサイン」
1.連絡が減ってくる
恋人に冷めたとき、まず失うのが気持ちのやり取りをする意識です。
これまでは頻繁にLINEや電話で連絡を取っていたけれど、返信が面倒になったり電話に時間を割くのが億劫になったり、接触をなるべく減らそうとします。
「つながっていたい」と思う気持ちが薄いことは、そのまま連絡の頻度に反映されるのですね。
普段から積極的に連絡を取り合っていなかった場合は、返事が来るまでの時間がそれまでよりさらに長くなる、または返ってこなくなるなど、関心の薄さは空白の時間に比例します。
いわゆる「フェードアウト」の結末を迎えるのは、愛情が冷めると連絡をしなくても平気、存在を意識しないことが当たり前になるからです。
電話をかけてもいつも留守番電話で、かけ直してくれることもなくなったときは、別れを考えているサインと言えます。
2.会わなくなる
それまでは週末はデートするのが当たり前だったのに、こちらから誘わないと約束ができない、または「用事がある」と会うことそのものを断られる場合は、冷められている可能性が高いと考えましょう。
本当に好意があれば、ふたりで過ごす時間の重要さを同じ温度で実感できますが、自分だけが求めている状態は、「両思い」とは言えません。
ふたりの時間に価値を感じなくなったから会わなくても平気なのであって、「避けられている」と感じるときは別れのサイン。
それまでのお付き合いの状態を振り返ってみて、会う頻度が明らかに減っており、そしてこれからもっと減るとわかるときは、いまのままで交際を続けるのは難しいと思うのが賢明です。
3.愛情表現をしなくなる
冷められたサインでわかりやすいのは、「好き」と言わなくなることです。
好きなら愛情表現は自然と出るもので、滅多に好意を言葉にしない人であっても、言動では愛情を感じる場面があったはず。
「好き」「愛してる」の言葉が多かった人ほど、愛情がなくなれば口にすることに抵抗を感じるため、言わなくなるのはよくあることです。
連絡の頻度やデートの約束と同じように、愛情表現が減ってきたときは、別れのサインである可能性は大。
たとえば「LINEの返事は来るけど以前のような親しみのある会話をしなくなった」「会ってはくれるけどずっと素っ気ない態度を取られる」など、変化は必ず目に見える形で出ます。
愛情表現の有無は気持ちのバロメーターであることを、忘れてはいけません。
「別れのサイン」を受け取ったときは…
1.「自分はどうしたいのか」を考える
冷められている、彼氏は別れようとしていると実感すると、愛されない自分への恐怖からとにかくつなぎ留める手段を考える女性がいますが、すがってまで交際を維持することが果たして幸せと言えるでしょうか。
彼氏が冷めたことには必ず理由があって、それを解決しない限り以前のようなふたりに戻ることは難しいのが現実です。
彼氏の気持ちに左右されるのではなく、まず自分はどうしたいのか、今度この男性とどんな関係でいたいのか、冷静に考えるのが不要な傷を防ぐ最初。
彼氏や交際について自分の本音をしっかりと知ることで、次に打つ手について「自分のための」正しい選択ができます。
恋愛の軸を彼氏に渡すのではなく、自分で決めていく意識を持ちたいですね。
2.話し合うことで後悔を残さない
交際を続けたいと思っても、別れを決めたとしても、結末はふたりで話し合って決めるのが後悔を残さない秘訣。
彼氏の状態に乗ってフェードアウトで交際を解消することに、そのときは「それでいい」と思っても、時間が経って未練が湧いてきたり相手に怒りを覚えたりするようでは、いい終わりとは言えません。
彼氏への愛情がまだあるときは素直にそれを伝える、終わりを受け入れるときは「別れよう」とこちらから切り出すなど、一度は彼氏といまの状態について話し合い、それぞれの気持ちを知りましょう。
彼氏にも言い分はあり、どう思っているかを知ることで別れ以外の選択肢が生まれる可能性だって十分にあります。
愛し合って交際を続けていたのなら、最後まで関係に責任を持つ姿勢を見せることで、彼氏のほうにもまた変化が生まれると心得ていたいですね。
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