【男性の悩み】家事と孤独が大きな負担に

image by:Shutterstock.com
男性の意見を見てみると、離婚後に家事や孤独感が大きな負担だと感じている男性が半数以上いることが明らかになっています。
生活していく上で、一人で全てのことを自分自身でやらなくてはいけなくなります。
そういった負担に加え、今までいた存在がいなくなり孤独感といったメンタル面においても不安を感じているようです。
実際の男性の声がこちら↓
「今まで家事全てを任せていたので、一から家事を覚えるのが大変でした。特に料理は全くやったことがなかったので大変でした」(40代男性)
「今まで分担していた家事をすべて自分一人でしなければならなくなったことで家事にかける時間が増えたこと。食事の栄養バランスなども自分で考えてしなければならなくなったこと」(50代男性)
「持ち家を手放した事は、とても切ない気持ちになりました。また、子供もいたので、皆んなでの食事や色々な話をできなくなったのは孤独感を感じました」(40代男性)
「孤独は確かに感じます。20年も毎日居た相手が居ないと言うのは、何か…色々辛くなる時もありますね」(30代男性)
男性がこういった意見を持つ一方で、女性の意見を聞いてみると、「もともと家事は自分がやっていたので負担は変わらない」「むしろ夫の世話がなくなって楽になった」「自由な時間が増えて充実している」といったポジティブな声が多くありました。
【女性の悩み】金銭面での不安が大きい

image by:Shutterstock.com
一方で女性は離婚後どのような不安を抱えているのでしょうか?
調査結果を見てみると、離婚後の生活において「金銭面で不安が出てきた」(24.4%)と回答した女性が男性(3.1%)の8倍にも及びました。
実際の女性の声がこちら↓
「熟年離婚して実家に帰ってきてから、夜勤やタイミーしか雇ってくれる会社がありませんでした」(40代女性)
「1人で稼がなくては行かないし、スキルも何も無いし、年齢的にも高齢なのでそれなりの稼ぎにしかならなく、金銭面で不安ではある」(50代女性)
「自分の収入と相手の収入があったが、自分の収入だけで生活していかないといけなくなりました」(40代女性)

image by:ツナグ離婚弁護士(株式会社Clamppy)
また実際に、男性(9%)の4倍にのぼる33%の女性が熟年離婚後に新しく仕事を始めたことがわかっています。
これは、女性が離婚後の生活費を確保するために、働き方を変えざるを得ない状況にあることを示しています。