こんにちは、垣屋美智子です。
今回は「気に入った指輪を買うための、彼の予算が足りない」といったご相談にお答えしたいと思います。
読者からの質問:彼に資金が ない時、結婚指輪はどうしたらいいですか?
Q:来年結婚します。著書『使えば増える!お金の法則』で勧められているように、ブランド物ではない指輪を買う予定ですが、気に入った指輪を買うために彼の予算では足りません。自分のお金も追加しようかと思っていますが、どう思われますか?
A:まず、私の『使えば増える!お金の法則』を参考に、ブランド物でない指輪を選ぶということで、あ
ノーブランドの指輪を購入すべきな理由
まずは、ブランド物ではない指輪を購入すべきな理由についてお話します。
婚約指輪の定番として大人気のダイヤモンド。私の経験上、ハイブランドの婚約指輪は、ダイヤモンドの石の価格の約3倍もの価値が上乗せされています。
たとえば、ハイブランドで売られている30万円のダイヤモンド。ノーブランドであれば10万円ほどで購入できるというわけ。ハイブランドの婚約指輪の内訳は、10万円のダイヤモンドに20万円分のブランド料やデザイン料が加算されているのです。
資産として考えたとき、「これがほしい」といういまの感性ではなく、購入するモノの将来の価値は必ず意識した方が良いでしょう。そのため、ハイブランドではなく、ノーブランドの指輪を購入するべきだと考えています。
もらわなかった後悔はずっと残る
さて、話を質問に戻しましょう。
自分のお金を追加するのは、旦那さんがそれでプライドが傷つくことがないのであれば、まったく問題ないと思います。ほかにも、「私が出さなきゃこの指輪は買えなかった」というきもちがあなたにないことも大事です。
また、結婚する際に結婚指輪を持っているのが決まりというわけでもないので、旦那さんが貯金できるまで買わないという選択肢もありだと思います。
補足として、お金の使い方という観点でもご説明すると、「お金がないのに無理して指輪はいらないわよ」と最初から断ってしまうのはオススメできません。
先ほどもお伝えしましたが、結婚指輪には資産価値もありますし、まったく着けなかったとしても無駄ではありません。
また、指輪を買わずに浮いたお金で結婚生活のなかで無駄にモノを買うくらいなら、資産価値もある指輪に最初にお金を使ってしまった方が、お金の使い方としては賢いともいえます。
あとは、もらって後悔はしないと思いますが、もらわない後悔はあるかもしれませんよ。もしも、もらわない後悔があって、その後の人生でダラダラと後悔を埋めるものを探し続けるくらいなら、少し無理をさせてでも購入して貰えば、その後も大事に使えるでしょう。
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