プロポーズ後の一大イベントといえば、両家への結婚のあいさつ。恋愛と違い、「結婚は家と家との結びつき」とはよくいわれますが、わが家の場合、確かに子どもが生まれるごとに、それを実感する機会が増えたように思います。
時代は令和になりましたが、アラフォーの筆者の周囲を見渡しても、結納や結婚指輪の交換という儀式をしなかったというカップルはいるものの、両家へのあいさつをしなかったという話はあまり耳にしません(筆者の周辺だけの話で、実際にはいるのかもしれませんが…)。
「せっかく親族という深い結びつきになるのだから、気持ちのよい関係を築きたい」という思いは、古今東西なかなか変わらないものなのかもしれません。
そんな思いからか、特に男性にとって彼女の父親への結婚の申し込みは、これまでに経験したことのない緊張を感じるものになるのかもしれません。女性の側も、「彼と両親が仲良くやっていけますように」と願うような気持ちになりますよね。
そこで今回は、株式会社ネクストレベルが運営する「縁結び大学」が、結婚を意識している彼女がいる独身男性108人に実施した「彼女の父親に結婚を申し込む際のフレーズ」についてのアンケート調査の結果と、18~35歳までの未婚の娘を持つ父親122人に実施した「娘との結婚を申し込みに来た相手絵に言ってほしくない言葉」についてのアンケート調査の結果をご紹介します。
なんと、独身男性が結婚を申し込む際によく使うフレーズのなかには、彼女のお父さんが言われたくない言葉があることがわかったようですよ!結婚のあいさつを控えている方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
彼女の父親は、怖い?
結婚を意識している彼女がいる独身男性108人に、結婚の申し込みに行くと想定して彼女の父親の印象を聞いたところ、「ものすごく怖い 」が23.1% 、「少し怖い」が54.6%、両者を足すと77.7%の彼氏が彼女の父親に対し「怖い」と感じていることがわかりました。
何を聞かれる?どんな人?…
彼女の父親を怖いと感じてしまう理由は、「どんな人なのかわからないから」(50人)が約半数で最多のようです。
初めて彼女の父親と会う場合、事前に彼女から話を聞いていても、実際にどんな雰囲気で、どんな性格や思考の人なのかがわからないという不安もあるでしょう。また「何を聞かれるのかわからないから」というのも、彼女の父親を怖いと感じる一因となっています。
ほかにも「自分の収入にまだ自信を持てておらず、認められる気がしないから(千葉県/21歳)」「会ったことがない方に、一生のお願いを突然しに行くと考えるだけで想像を絶する。(北海道/29歳)」「自分は言葉使いが上手くないので、お話しする中で気付かない間に失礼なことを言ってそうだから(熊本県/22歳)」といった声もあがっています。
人生の大先輩である彼女の父親に対し、失礼がないだろうかと不安に思う人もいるようです。
また、「やはり、手塩にかけて育てた可愛い娘を知らない男に託すというのは、内心気持ちいいことではないと、思うから(宮城県/33歳)」と、彼女の父親の気持ちを慮るがゆえに、怖いと感じる人もいるようです。
女性の側からしても、「わかる〜」と思わずうなずいてしまう理由ばかりですね。
そうはいっても、しっかりあいさつしてもらわなければ、ふたりの関係は先に進みません。彼は一体、彼女の父親にどんな言葉で結婚の意思を伝えようと思っているのでしょう?