結婚のあいさつ、これでいい?
男性側に結婚を考えている彼女の父親に結婚の意志をどう伝えるつもりか、実際に考えてもらったところ、次のような回答が得られています。
古風に「娘さんを私にください」と正面切って行こうと思っています。(愛知県/31歳)
必ず幸せにするので娘さんをください。お願いします。(東京都/21歳)
先日○○さんから結婚の承諾をもらいました。○○さんとの結婚をお許しいただけるでしょうか(静岡県/22歳)
娘さんと一緒に暮らしたいです。結婚させてください!お願いします!(石川県/33歳)
娘さんと結婚したいと思っております。いいでしょうか?(島根県/24歳)
彼女の好きなところを伝え、ストレートに「僕たちは愛しあっているので僕達は結婚します」と宣言しようと思っています(神奈川県/30歳)
引用:PR TIMES
どれもシンプルですが、結婚したいという彼の想いが伝わる言葉ですね。
さて、これらのフレーズに対し、言われる方の父親は内心どう思っているのでしょうか?
「お嬢さんをください」はイヤだ
娘が結婚したい相手を連れてきたと想定して、父親が言われたくないと思っているフレーズを調査した結果がこちら。
第1位は「……(何も言わない)」でした。緊張して言葉が出てこないということもあるのでしょうが、「はっきりしない態度に思えて印象がとにかく悪い」(和歌山県/44歳)という意見が大半のようです。たとえ緊張していても、彼女と結婚したいのなら、しっかり自分の言葉で伝えるようにしたいですね。
そして第2位は「授かり婚」のフレーズ。「しょうがないから結婚します的な感じがする」(愛知県/60歳)と受け止められるようです。いずれ結婚するつもりだったとしても、父親からすると、結婚前の娘の妊娠は正直複雑なのでしょう。
第3位には「収入は少ないですが…」がランクインしました。彼が「(収入は少ないけれど)幸せにしたい」「(収入は少ないけれど)ふたりで頑張っていきたい」という気持ちで発した言葉だったとしても、父親には「収入が少ないのにどうやって幸せにするのか聞きたいです。」(東京都/45歳)と、娘に苦労させたくないという気持ちがあるようです。
そして、意外な結果だったのが第4位の「お嬢さんを僕にください!」。テレビドラマなどでよく目にするフレーズですが、いったいどこがNGなのでしょうか?
「お嬢さんを僕にください!」がNGの理由
どのツラで言っているんだと思います。くださいというセリフは、あげなければならないようで嫌です。(東京都/35歳)
男女対等だと考えており、一方的にあげるという表現は嫌だ。(東京都/56歳)
「ください!」という表現が、人を物扱いしているように聞こえるから。(静岡県/54歳)
娘は物ではないため「ください」という表現は違和感がある(東京都/53歳)
引用:PR TIMES
「ください」という言葉に「娘をモノ扱いされている」と感じ、いい気持ちがしない父親もいるようです。
この言葉は、独身男性が言おうと思っているフレーズに入っていたので、注意が必要です。女性の方は、彼にそっと教えてあげてくださいね。
また、「愛しています」「大好きです」という愛情表現についても、「愛しているや好きなど、そのようなことは父親に宣言するようなことではない」(徳島県/55歳)という意見もありました。
もしかすると、自分の娘への愛情表現を目の当たりにすることが照れくさいという、父親の思いもあるのかもしれません。彼女への深い想いがあったとしても、ついその想いを口に出してしまわないよう、気をつけた方がよいかもしれません。