結婚に対する価値観は、時代によって変わってきています。
きょうは、「結婚する予定の彼に、両親を紹介したくない」というby themのQUESTIONに寄せられたお悩みに答えました。
Q.結婚の挨拶って必要ですか?私は毒親に育てられ、彼を親に会わせたくなく、できれば避けたいです。不要な場合は回避方法(彼や両親の説得方法)、必要な場合はうまくやりすごすためのテクニックが知りたいです。
結婚に「許可」なんていらない
お悩みを送ってくださって、ありがとうございます。そして近々結婚するのでしょうか?おめでとうございます!
「結婚の挨拶って必要ですか?」とのことですが、「挨拶」というより「許可」のことですよね?結論からいいますと、私は場合によっては必要ないと思います。
まず私の姉の例をひとつ挙げますね。姉は30歳のときに「20歳年上の外国のかたと結婚しようと思っている」と親に報告しました。そのときの父親の回答は「20歳を過ぎた大人が決めたことだから、私が口出しすることではない」でした。
決してうちの父親が冷たいわけではなく、「あなたはもう大人の女性なのだから、あなたが結婚したいといっている相手が20歳年上だろうと、外国人だろうと、あなたの判断を尊重するよ!」ということです。
つまり、そうなんです。20歳過ぎた大人は、親に結婚の「許可」をもらう必要はないんです。彼を親に会わせたくなければ、会わせなくてもいいんです。でも大人だから、「結婚しました」くらいの報告はしたほうがいいと思います。
相談者さんが「絶対に親に会いたくない」というのであれば、私なら正直に彼や彼のご両親に、「会いたい気持ちは理解できるが、自分自身が親に会う気はない」ということを伝えてしまいます。
「親にはもう会わない!会いたくない!」って気迫は、十分伝わるのではないでしょうか。そういわれてまで、「あなたの親にどうしても会いたい!会わせないなら結婚は認めない!」という彼や義両親なら…少しどうかと思います。
もちろん、みんなに認められて祝福されるのが1番いいけれど、結婚は相談者さんと彼がするものです。認めてくれなくても、2人がよければ結婚すればいいだけのこと。
結婚ってお互いの親が認めてくれないとしない、できないことではないのですよ。