きょう2020年12月4日、待ちに待った『鬼滅の刃』の最終巻・23巻が発売されました!筆者は週刊少年ジャンプでも読んでいたのですが、結末を知っていてもやっぱり単行本で読みたくなるものですね…!「発売日に手に入れたい」と人生で初めて本を予約してしまいました。
現在、最新巻はもちろん、1巻から22巻まで入手困難が続いています。Twitterでも「鬼滅全滅」「どこも売り切れている」「こんなに早く書店から消えるの?」「書店によって置いてある巻に差がある。集めるのにひと苦労」「いつ増刷されるんだろう…」という声であふれていました。なかには、「1〜5巻・10〜13巻は買えた」など飛び飛びで購入している人も…!
そんな『鬼滅の刃』で、主人公・竈門炭治郎(かまど・たんじろう)たちと対峙するのが、鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)率いる鬼たち。
鬼たちのなかには、無惨によって選ばれた直属の部下「十二鬼月」とよばれる最高位の鬼がいます。「十二鬼月」はさらに「上弦の月」と「下弦の月」にわけられ、「上弦の壱」が最強、「下弦の陸」が最弱とされていました。
きょうは『鬼滅の刃』最終巻発売を記念して、実際の「上弦の月」「下弦の月」についてお話ししていきたいと思います。
「上弦の月」と「下弦の月」の見分けかた
『鬼滅の刃』に登場する「上弦」と「下弦」は、瞳によってはっきりと差別化されています。たとえば最強の「上弦の壱」は、右目に「上弦」・左目に「壱」と刻まれ、最弱の「下弦の陸」は、片目のみに「下陸」と刻まれていますよね。
では、実際の「上弦の月」と「下弦の月」はどうやって見わけるかご存じですか?「上弦の月」と「下弦の月」は、半月のことで、半月の形が弓に似ている点から、「弦」にたとえられるようになったといわれています。では、どうやって見わければいいのでしょうか。
見極めかたはいくつかあって、
- 西の地平線に沈むときに、半月のまっすぐなところが上に位置しているか、下に位置しているか。まっすぐな部分がうえ、半円が下の状態で沈んでいくものが「上弦」、その逆が「下弦」です。
- カーブに沿ってひらがなの「う」が書けるのが「上弦」、「し」と書けるのが「下弦」
などなど。ちなみに、次に「半月」を楽しめる12月8日(火)は、下弦の月です。
『鬼滅の刃』の下弦の月のなかでは、やはり作中で最初に登場した現役の十二鬼月「累(るい)」が印象に残っています。人間だったころの悲しい過去を引きずりながら、擬似家族と共に生活していた累はなんだか切なかったですよね…。月を見ながら、さまざまなシーンに思いを馳せるのもよさそうです。
どんなパワーがあるの?
「十二鬼月」のように、実際の月にもそれぞれパワーがあります。
これから満月に向かってどんどん大きくなっていく「上弦の月」は、さまざまなものを吸収し、成長できるときとされています。そのため、何か物事を始めるのにいい時期だといわれているようです。心も身体もパワーがみなぎる時期なので、ぜひ自らアクティブに行動してみてくださいね。
反対に「下弦の月」は、デトックスに最適だとされています。いま行なっている物事を一旦リセットしたり、継続してきた物事をさらに深掘りしていくのにいい時期だといわれているようです。