垂れたり、離れたり、くすんだり…、アラサー、アラフォーともなれば、体型崩れの悩みも相まって、おっぱいに関して頭を抱える人、すでにその難問を投げ出した人etc…さまざまいらっしゃることと思います。
アラフォー筆者もおっぱい問題を一度投げ出した経験があります。しかし、ブラジャーの役割をちゃんと知ってから、おっぱいをまた大事に愛でられるようになりました。
そもそも、おっぱい問題を投げ出すきっかけとして多いといわれるのが「ブラジャーが合わなくなった気がする…」と思い始めること。まさに筆者もそうでした。
きつくて無理!という気持ちとともにワイヤー入りブラジャーを投げ捨て、ノンワイヤーやブラトップで毎日過ごしたものです。
でも、自分の体に本当に合っている下着をつけることで、窮屈さだけではなく体型崩れが解消されることや気持ちのアップにもつながるとわかってからは、ブラジャーと仲良く暮らせるようになりました。
筆者の気づきからブラ再開までの道のりについてはこちらにて。
おっぱいって、大事にすればするほど愛着がわくものです。
そこで今回は、若者からアラサー・アラフォー女性まで、幅広い女性に支持される下着を展開するブランド「Risa Magli(リサマリ)」で、これまで幾多ものおっぱい悩みに寄り添って来られた統括店長のTさんに、ブラジャーの基礎知識や選び方についてお話を伺いました。
おっぱいは、なぜ採寸した方がよいのか?
意外とやっていない人が多いそうなのですが、おっぱいケアの基本中の基本は、サイズをしっかり測ること。
―あたり前のことだとはわかるのですが…そもそもなぜおっぱいのサイズをきちんと測った方がよいのでしょうか?
Tさん:トップとアンダーのサイズを測ることで、目安となるブラジャーのサイズがわかりますよね。そうすると、ブラジャーをつけて感覚的にきつい!と思ってしまうことや、その感覚からすぐにノンワイヤーに手を出してしまうということが防げるからです。
―確かに、胸のサイズやブラジャーのサイズって、感覚に頼りすぎている節があります。
Tさん:体型が変化しているのに、ずっと前に測ったサイズでブラジャーを選んでしまっているという方、結構多いんです。そのときに採寸した胸のサイズがいまの胸のサイズであるとは限りません。また採寸したサイズは、あくまでもブラジャーを選ぶための「目安」でしかないんです。
お気に入りのブラジャーを見つけたら、「目安」として算出された数値に合ったものから実際につけてみることが大切です。
おっぱいの形はそれぞれ違うので、数値が同じ人同士でも、ブラジャーのサイズが同じであるとは限りません。付けてみないと本当に合うブラジャーのサイズはわからないものなのです。採寸したサイズよりも上のサイズのブラジャーがマッチするってことも実は多いんですよ。
―その人に合うブラジャーが、採寸したサイズよりも上だったってことは、思い込んでいた数値でサイズを選んだらきつかった!ってことですもんね。確かに私もCと思い込んでたら凄まじく太っていてFがピッタリじゃん!っていうオチだったしな…(笑)