きょう2020年11月30日の18時30分ごろは「満月」。11月はビーバーを捕獲するための罠を仕掛けるころということに由来し、11月の満月は「ビーバームーン」ともよばれています。
今夜はこのビーバームーンに加えて、「半影月食」も起こる貴重な日。そこで今回は、半影月食やビーバームーンの観測方法や豆知識についてお話したいと思います。
「半影月食」って?
半影月食とは、月面から見て部分日食が起こる現象のこと。月が欠けて見えるのではなく、片側がグラデーションのように少し暗く見えるそうです。
きょうの半影月食は16時32分ごろから始まり、20時53分ごろに終わるとされています。観測時間のおすすめは、満月が最大を迎える18時43分ごろ。ぜひあたたかくして楽しんでみてはいかがでしょうか。
満月を迎えるのは「ふたご座」の位置
よく「満月に願いごとをするとよい」と聞きますが、実は「満月が位置する星座」によって、叶いやすいとされる願いごとの得意分野が異なることをご存知ですか?
今月11月が満月をむかえる位置は「ふたご座」の位置。人気メルマガ著者の星のしずくさんによると、このふたご座は「人とのコミュニケーションを楽しむ星座」とされているそうです。金運や恋愛運、仕事運を高めるための願いごとも、このキーワードに沿うと叶いやすいでしょう。
詳しい満月の願いかたやふたご座の満月についての解説は、こちらの記事でご紹介しています。あわせてチェックしてみてくださいね!
under3000円の大人気「天体望遠鏡」で
半影月食のグラデーションを、よりはっきりと楽しむためには、カメラや望遠鏡を使うとよいでしょう。おすすめなのは、『天体望遠鏡ウルトラムーン』。天体望遠鏡ウルトラムーンは、学研が『科学と学習』で培った科学キット作りのノウハウをつぎ込んで開発した組立式の天体望遠鏡で、発売前から反響大。発売と同時に緊急増刷が決まった大人気キットです。
天体望遠鏡の組み立てかたや使いかたはもちろん、月のひみつや望遠鏡で観察できるおすすめの天体なども解説してくれるので、月への知識も深めることができますよ!大充実の内容なのに、値段はなんと税込2750円。「はじめての天体望遠鏡」におすすめです。
- 科学と学習PRESENTS天体望遠鏡ウルトラムーン
- ガイブック監修:渡部潤一 編:学研プラス
- 価格:本体2,500円+税
- 判型:B5変型判/24ページ(付属ガイドブック)
- 電子版:なし
気になる天気は?
ふたご座の満月(ビーバームーン)と半影月食を楽しむ際に気になるのは、天気ではないでしょうか。ウェザーニュースによると、雪や雨の影響を受けるのは、東北の日本海側・1部の太平洋側と、北陸。晴れるのは北海道の東部と関東から九州とのこと。沖縄は雨や雪は降らないものの、雲が広がりやすいそうです。
快晴予想の地域にお住いのかたは、満月と半影月食の貴重な天体ショーを楽しんでみてくださいね!
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