こんにちは。宿曜占星術師の竹本光晴です。
水星逆行は、2021年に3回訪れます。
- 1回目は、水瓶座で2021年1月31日~2月21日
- 2回目は、双子座で2021年5月30日~6月23日
- 3回目は、天秤座で2021年9月27日~10月19日
「水星逆行」とは
地球からみて、水星が進行方向とは逆方向に進んでいるようにみえること。占星術において逆光は、その惑星がもつパワーがスムーズに発揮されないことを意味するため、水星逆光期間には、水星が司るコミュニケーション・契約・商談・情報・通信・交通・デジタル関連・機器などの分野でトラブルが起こりやすいといわれている。
2021年1月31日~2月21日「水星逆光」の注意点
水瓶座で起こる2021年1月31日~2月21日の水星逆行の期間は、コミュニケーション・契約・商談・情報・通信・交通・デジタル関連・機器などの不具合や混乱が生じる可能性が高まります。
情報のやり取りや、契約事は漏れがないように注意しましょう。独りよがりの発想、軽率な発言に注意をはらって。この時期に強引に物事を進めると、後々痛い目に遭って汚点を残すことに。何かのプロジェクトを遂行中の人は、想定されるリスクが起こらないように、そのリスクの原因となる事象の防止策を検討しておくことが大事です。
また、新型コロナワクチン接種に関する新たな問題が浮き彫りになったり、偏向報道や歪曲報道、印象操作による混乱が予想されます。
2021年の水星逆行は、すべて「風」のサインで逆行が起こります。
「風」はコミュニケーション、知性、思考の力の根源を表します。今回の水星逆行期間は、人間関係にも注意が必要です。
普段は人付き合いのツボを心得ていて機転が利く人であっても、この時期はコミュニケーションが円滑に運ばず、行き違いやすれ違いなど、多くの誤差や歪みを感じてイライラしてしまうことに。
革新的なアイデアは裏目に出る可能性があるので、奇をてらった言動は控えた方が得策です。また、理論に固執する傾向も強まり、相手の思いやりや感情を軽視して、無神経な発言をしてしまうことも。何かを発言する際は、一呼吸置いて相手に伝えるように心がけましょう。
たった1秒であっても、一呼吸としては十分です。 「そうですね」と、まずはゆっくり同意するだけでも、1秒くらい簡単に時間稼ぎができますね。執拗に急き立てたり、煽ったりはご法度。この点は肝に銘じておきましょう。
とくに今年「衰」の年運(正確には2月12日から)の井宿・底宿・室宿は注意しましょう。風のエレメントのネガティブな部分が肥大化する可能性があります。