突然ですが、「腸活」していますか?
腸活とは、生活習慣などを見直して腸内環境のバランスを整えること。
実は、健康に欠かせない腸内細菌が多数生息していることから、腸活が注目され続けているんです。
そこで今回は、全国の20代〜50代の女性2000人を対象に株式会社ビズキが実施した「腸活に関するアンケート」の結果をご紹介します。
腸活、みんな何してる?
全国の20代〜50代の女性を対象に、「腸活のためにどのような取り組みをしていますか?」というアンケートを実施したところ、最も多かった回答は「発酵食品の摂取」で36.7%という結果に。
次いで、「食物繊維の摂取」が31.4%、「水を多く飲む」が27.2%でした。
「取り組みをしていない」という方は26.3%となり、全体の約7割は何かしらの腸活に取り組んでいることがわかりました。
年代別
年代別に見ると、年代が上がるごとに腸活をしている割合も増加する結果となりました。特に50代では、「発酵食品の摂取」「食物繊維の摂取」は約半数に上っています。
これには、2008年に厚生労働省によって開始された、40歳~74歳を対象にした特定健康診査・特定保険指導により、メタボリックシンドロームへの注目が高まったことが影響している可能性が伺えます。
腸内環境の改善が体重管理にも効果があるとされ、当時対象年齢間近だった年代への腸活意識が高まったのではないでしょうか。
また、その後、発酵食品に含まれるプロバイオティクス(※1)や食物繊維などのプレバイオティクス(※2)の効果が広く知られるようになったことも、今回のアンケートで上位2項目の回答率が高くなった要因のひとつなのかもしれません。
※1:腸内環境を改善する生きた微生物。代表的なものは乳酸菌やビフィズス菌で、摂取することで宿主の健康に好影響を与える。
※2:腸内の有益な細菌の増殖を促進する難消化性食品成分。オリゴ糖や食物繊維などが該当し、腸内細菌の餌となる
未婚・既婚別
未婚・既婚別で見ると、腸活をしている方は既婚者に多くなり、77.5%が何かしらの方法で取り組んでいるという結果になりました。
既婚者では、自分だけでなくパートナーや子どもの健康にも気を配るようになり、腸活に限らずヘルスケア全般への意識が高まっている可能性が伺えます。
今回の調査では、約7割の方が何かしらの腸活に取り組んでいることがわかり、その意識は年齢や生活環境に応じて変化する様子が見受けられました。
さまざまな健康維持の方法がありますが、たくさんのメリットがある腸活も日々の生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。
- 出典元:キレイスタイル
- source:PR TIMES
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